Tocornal/Sauvignon Blanc/2020/レビューNo.106

「飲んだ人の生の意見が聞きたい！」
「インドネシアの空港で買うワインを迷ってる」
「このワインってどんな味だった？」

この前インドネシアの国内線移動で仕入れたワイン、国内線の保安所検査通過したあと、エスカレーター降りて直進、左側に恐らく唯一お酒が置いてあります(笑)

では詳しくレビューしていきます。

トコルナル/ソーヴィニヨン・ブラン2020/ポイント

旅ガラス

インドネシア隔離中のホテル移動で何とか仕入れたワインの一本。ジャカルタ空港の国内線乗り場は国際線と違ってテーブル一つに20種類ほどお酒が置かれてます。半分以上はインドネシア産、だいたい甘いのでチリ産を購入。

ワイン情報

【ラベル＋販売HPから読み取れる情報】

アルコール：12%
葡萄品種：ソーヴィニヨン・ブラン
生産者：Tocornal（ワインメーカーはconosurだと思われる）
生産地：チリワイン

【ボトル裏の記載】
This Sauvignon Blanc owes its name to Ismael Tocornal, a visionary man who noticed that both the soil and weather condition of Chile were ideal for producing the perfect grape.
A light golden coloring with green hues, this unique wine`s nose displays citrus aromas combined with stone fruit and slight herbal traces. Light and balanced in the mouth, crisp and refreshing. Perfect to serve as an aperitif, as well as next to white fish, salads and delicately flavored vegetarian dishes.

訳：このソーヴィニヨン・ブランはチリの土壌と天候がワインの葡萄造りに最適と予見したイスマル・トコルナル氏に由来します。淡い金色にグリーンのタッチ、シトラスと木なりの果実（この場合ピーチやリンゴなど）、ほんのりハーブの残り香を含むユニークな香りがします。軽快でバランスが取れた飲み口、切れ味よく口の中に爽快感をもたらします。前菜とや白身魚、サラダやベジタリアン好みの繊細な味わいの料理とよく合います。

旅ガラスのテイスティングレビュー詳細

色合い

グリーンがかったレモンイエロー。アルコール低めっぽそうなサラサラしている印象です。

香り

ジューシーなグレープフルーツ、芳香剤などとは違い青みの混じった香りです。そこにピーチや洋ナシ、グアバのようなフルーティーでほんのりエキゾチックな南国系の香りも。

本当に微かですがトースト？系の香りもするので、もしかすると熟成に古樽使ってるのかもしれません。

味わい

軽くて飲みやすいのが第一印象。
香り的な甘さはあるもの、割とドライで酸味は中庸からやや強めです。マルボロやボルドーほどの強いパンチはなく軽快、鉱物系の硬さの残るミネラル感、なによりソーヴィニヨン・ブランでは珍しく全体のバランスが良いです。

総括

期待した以上に美味しかったです。コスパ的には元が高いことを考慮すれば及第点。インドネシア料理よりも和食やサラダに合いそうなイメージです。

おつまみ

インドネシアのお弁当とあんまり合わないので、日本からの缶詰でトライしてみることに。

焼き鳥が一番マッチしました。

缶詰なので鶏の触感等は本物に負けるわけですが、それでもタレとかはジェレ状なので味の濃さが多少調整できます。なので割と合うんです。もう少し大きい缶詰でゴロゴロ居れてくれれば良いのになぁーとか思った次第です(笑)

割とアリだなぁと思ったのはサバ缶です。

これも味噌味で濃いめ、普通に赤ワインと合わせたい所なんですが、水煮と合わせたら美味しく頂けると思いました。醤油をちょろっと垂らしてサバ、ワインと頂くとポン酢で食べたみたいなーハーモニーが生まれそうです。日本帰ったらやろ！と思った組み合わせでした。

まとめ

バランス重視のワインだと思います。キンキンに冷やして飲む分にはアルコールも低いのでインドネシア料理とも合う気がします。

好みは〇、コスパは△、ワインのユニーク度は◎。