「飲んだ人の生の意見が聞きたい!」
「インドネシアでどのワインを買うか迷ってる」
ジャカルタ空港の国際線出口、安くはないですけどそこそこワイン揃ってました。ちょっと色々話してたら特別に入れてもらって3本購入したうちの一本です。
では詳しくレビューしていきます。
バロンフィリップドロスチャイルド/ペイドック/シャルドネ2020/ポイント
値段 約2632円(329.000IDR) | Tasting day : 2022/1/7
- 個人的な印象
典型的な飲みやすさ重視のシャルドネ - 特徴的香り/味わいは?
フルーツ(レモン、黄桃)
その他(バニラ、トースト、ミネラル) - どんな人にオススメ?
食事に合わせたワインを飲みたい人
バランス重視のシャルドネ。その辺で売ってそうでなかなか売ってないタイプのバランスがよく飲み飽きないタイプだと思います。
お値段的には完全にNGだと思いますが、まぁインドネシア価格という事で。
敬虔なムスリムはお酒呑まない国、しかもワインをほとんど生産してない国では売ってるだけでありがたいというもの。
デイリーワインとして使いやすく飲みやすいシャルドネです。前菜系と合わせてもよく合うと思います。
ワイン情報
【ラベル+販売HPから読み取れる情報】
アルコール:13%
葡萄品種:シャルドネ
生産者:バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド
生産地:ペイドック、南フランス
最適温度:10-11℃
ワイン:Fresh, fruity, wine. Vine peach, citrus fruits, vanilla notes.
食事:Aperitif, grilled fish, lasagna, goat cheese
旅ガラスのテイスティングレビュー詳細
色合い
グリーンがかったレモンイエロー。パッと見た限りではステンレスタンク発酵/熟成と言われても納得できます。粘性も普通でアルコールは12%前後と推測
香り
香りは控えめ。
フルーツもレモンに黄桃、ほんのりお酢っぽい香り。大丈夫かな?とおもったら最初だけでした(笑)
フルーツ以外だとバニラとトースト、色には出てないですが恐らく樽熟成かと思われます。他には薄っすらハーブや花火のような香りが感じ取れます。
味わい
口当たりは割とさっぱり、酸味が強めで切れ味のよい辛口ワイン。
ミネラル感はそこまで、硬い印象は少なくまろやかな苦みが口を引き締めてくれてよい塩梅です。ほんのり香る樽由来の香りが複雑さと重さを追加してくれます。
総括
割と何に合わせても受け入れてくれそうなバランスタイプのシャルドネ。デイリーワインとしては使いやすいタイプだと思います。
おつまみ
インドネシア隔離弁当/現地食(5/10点)、インドネシア隔離弁当/洋食(5/10点)
隔離中なためお弁当。なぜか2個、そしてご飯とパスタが大盛w
Let`s デブ活♪とか言ってたら本当に太ってきたので現在はダイエット中です。
さてさて、肝心のワインの相性は微妙でした!!
現地食
うーむ辛いw白ワインが辛いのを洗い流す、にならないほど辛いです。から揚げはそこそこ、一番相性良いのは白米。なんだそりゃって感じですが、米の旨味とワインのフルーティーな感じがまぁアリかな。ペアリングしてるかって言われるとビールとかの方がよっぽど相性良さそうですが。
洋食
ボロネーゼスパゲティ、お腹一杯でも美味しかったんですが、ワインとの相性は微妙でした。チーズも入れるとより濃厚になるので、ワインが打ち負けちゃうイメージです。樽香とかと絶妙にマッチとかではなく、チグハグな印象になりました。付け合わせのサラダと合わせるならオリーブオイルが欲しい感じです。
まぁ元々ワインに合わせる食事ではないので、面白いっちゃ面白かったです。
まとめ
バランスの取れた白ワインだと思います。これが1本1000円代なら平凡、1000円切るなら安旨ワインだと思います。まぁインドネシアなんで2000円でも仕方ないかなぁと。
好みは△、コスパは△、ワインのユニーク度は△。
タコのカルパッチョ、豚肉の生姜焼きなど
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.105
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