- 「飲んだ人の生の意見が聞きたい」
- 「フルーティーで飲みやすい赤ワインを探してる」
- 「オーストラリア旅行で飲むべきワインを知りたい!」
一つでも当てはまったら是非記事を読んでみてください。
ワインの好みは人それぞれ、皆に共通するのは「美味しいワイン」が飲みたい。そんなあなたに役立つヒントをお届けしてます♪
管理人:旅ガラス
☆記事はこんな人が書いてます☆
- ワイナリー400軒訪問&試飲
- NewZealandでワイナリースタッフ勤務経験あり
- 現在は船乗りエンジニア&趣味副業でワイン会幹事
あなたと同じワイン好きの1人です。詳しくはプロフィールページへどうぞ
テイラーズワイン/ジャラマン・シラーズ/2016/レビュー
お肉に良く合う赤ワイン | 値段 $23(約2000円) | コスパ評価 9.5/10
- 個人的な印象
「豪州コスパワインと言えばTaylors。ジューシーで美味しい」 - ワインの特徴
ダークフルーツ(ブラックベリー、プラム、チェリー)、甘いスパイス×ほろ苦さ(バニラ、ダークチョコレート)、長い余韻の心地よい口当たり - どんな人にオススメ?
フルーティーで濃厚な赤ワインが好きな人には刺さる味です。
Jaraman Shiraz 16(ジャラマン シラーズ 2016年)
日本ではあまり知られていないテイラーズ-Taylors-。コスパワインとしてオセアニア(オーストラリアとニュージーランド)では良く飲んでいました。今回ピックアップしたのはJaramanシリーズ。一番安いのより1ランク上のやつ。お手頃だけど価格以上に美味しいコスパワインです。
Taylorsはオーストラリアの酒屋ではどこでも手に入ります!シドニー空港だと高級品のSt.Andrewシリーズ(一本3000-5000円くらい)のみ販売してます(2019年8月確認)
焙煎コーヒー豆、スミレ、黒オリーブ、スモーキー、カシス、ミントなど
おつまみ
このワインへの思い入れ(実話)
実は今回のTaylor`s、旅ガラスがワインを好きになる一つのきっかけのワインです。
2015年にワーホリで渡豪した頃から吞兵衛な旅ガラス、でもワインってそこまで好きじゃなかったんです。どちらかと言えば日本酒や焼酎派(今でも好きですw)
でもオーストラリアだとバカ高い、黒霧島一本3000円とかです。
ってことで1000円前後で売られてるワインを飲んでました。オセアニアのワインしか置いてないのにけっこうな種類があるんです。まぁまぁ美味しい、でもやっぱり焼酎とか日本酒飲みたいなぁーって思ってたんです。2015年のクリスマスは奮発して赤霧島飲んでましたし(笑)
でもある時ちょっといいワイン買おう、って思ったのが今回のTaylor`sのJaraman Shiraz。少しだけ安売りしてて1500円くらいで売ってました。
「美味しいかな?どうかな?」
ワクワクしながら飲んだのを覚えてます。そして「こんなに濃厚で余韻の長い赤ワインあるんだ!」ってビックリしました。今思えば典型的なShirazなんですが、当時はものすごい衝撃でしたね。
それまで赤より白派、ガブガブ飲めるタイプが好きだったのですが、赤も飲むようになりました。それが高じていつの間にかワインばっかり飲む、ワイン吞兵衛に生まれ変わりました。
思い出に残るワイン、久々に飲んでみても美味しかったです。ぜひ皆さんも素敵な思い出の1ページにワインを加えて楽しい時間を増やしましょう♪
もっと詳しく知りたい方へ
以下詳細情報まとめました。興味ある方はご参考にどうぞ
茎を取り外してプレス、ステンレスバットに移動。50%の葡萄は5日冷蔵保管(6℃)
樽
アメリカンオーク100%使用、大樽とバリック樽の混合。30%は1年使用の樽、70%は2-3年使用の樽を使用
混成比率
クレアバレー 63%、マクラーレンベール 37%
詳細情報
├アルコール度数:14.79%
├酸味:ph 3.56
├砂糖含有量:0.9 g/L
└貯蔵ポテンシャル:8-10年
├降雨量が平年を下回るものの、理想的なタイミングよく降った
├冬の休眠期のトラブルがなかった
└開花時の条件が理想的で、霜の被害もなかったマクラーレンベール:雨が多く収穫量が増えた年
└2月に月間降雨量の2倍の雨量を記録
【以下メモ】
Fruits: black berry, black cherry, mulberry
Others: black pepper, juicy, earthy, well-balanced, fruits driven
Body: full body
Acidity: medium
Finish: long
―Google翻訳+ちょい手直し―
地域の特徴が良く出たこのワインは、象徴的なワインエリア2つの例外的な融合です。クレアバレーは甘美でエレガンス、マクラーレンベールの芳醇でわずかにペッパー感ある風味が見事に調和しています。濃厚なチェリープラムとブラックベリーの強烈なフレーバー、コーヒーとチョコレートの魅力的なオークの特徴を備えた豊かなフルボディワイン
旅ガラスのレビューに反映した部分
plum:ダークベリー主体と思いましたが、熟したプラム感も強いです。なのでダークベリー→ダークフルーツに変更
chocolate:コーヒーだけではなく、ダークチョコレートやカカオもありそうなので追加
-Google翻訳+ちょい手直し-
発売時のワインは中心部が深紅色で、端が鮮やかな紫色になっています。ほのかなブラックオリーブとスパイス、レッドベリーとチェリーの香りがします。熟したレッドベリー系、スミレ、そして魅力的なオークキャラクター(ローストしたコーヒー豆とダークチョコレート)と、リッチでフルボディのワインです。総じて、複雑さを上手に統合したタンニンも含めバランスが取れており、鮮烈な風味がで長い余韻が楽しめます。
旅ガラスのレビューに反映した部分
spice:ペッパーに混じって少しだけバニラやスターアニスの香りがします。
well-integrated tannins:単純に長い余韻だけじゃなく、複雑に色々な口当たりやニュアンスを感じながらも、上手にまとまったタンニンだと思います。
疑問解消ポイント
red berry fruit:おそらく、瓶内熟成の影響でレッド→ダークに変化して行ってると思われる。旅ガラスはレッド要素が見つけられなかったので不採用
├地域性:涼しく内陸、リースリングが有名。
└シラーズのキーワード:ジューシー、プラム、サラサラな口当たり
マクラーレンベール-McLaren Vale-
├地域性:温暖で海沿いの気候 / シラーズが有名
└シラーズのキーワード:ベリー、チョコレート、土っぽい
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.001
コメント