井筒ワイン/カベルネフラン2018/レビューNo.120

赤ワイン

ブレンドでは良く見かけるカベルネ・フランの単一醸造を頂きました。

井筒ワイン/NACカベルネフラン2018/テイスティングログ

「上品なダークチョコレートにフレッシュな果物や森の香りを加えたようなワイン」
値段 2162円 | Tasting day : 2022/06/16
  1. 香り
    黒果実(ダークチェリー、カシス、ブラックベリー)
    その他(パン、シダ、ディル、マッシュルーム、ダークチョコレート)
  2. 味わい
    1日目:焼きたてパンのふくよかな香りに余韻の苦みが強め、閉じている印象
    2日目:柔らかい口当たりから始まり、苦みと酸味が混じり合って長い余韻に消えていきます。
    酸(溶け込んで量は控えめ)
    オーク(影響が強くでていて、香ばしい香りと苦みにしっかり影響が出ている)
旅ガラス
旅ガラス

長野の酒屋さんで購入、唯一酒屋のおばちゃんのオススメには入ってなかったワインwミーハーな気持ちで購入しましたが、個性はしっかり出てる面白いワインでした。ピーマン香よりは土やシダ植物系の香りでした。


 

井筒ワインというとメルローやシャルドネの印象が強いと思いますが、カベルネフランも森の中に居るような土や植物の香りが特徴が出てて面白いワインでした。

ワイン情報

アルコール:12.5%
生産者:井筒ワイン
生産地:長野県塩尻市
品種:カベルネ・フラン
タイプ:ミディアム-フルボディ
飲み頃温度:12-16℃

エチケットより引用

塩尻市で栽培収穫した上質のカベルネ・フラン種を醸造。ほどよく上品な口当たりの中に葡萄の持つ本質的な味ワインの美しさが静かに伝わってきます。

「美しさ」ってなんでしょう?
というのがこの説明文を読んだときの疑問でした。滑らかな余韻なのか上品な果実味なのか溶けるようなタンニンなのか。

通販サイトなどを見ると「ピーマン、スミレ、草原」などのキーワードも見受けられます。まだこちらはイメージが湧きます。ピーマンはそこまで気にならず、スミレや草原はワインのイメージとピッタリですね。

一応井筒ワインの販売HPはこちら
https://shop.izutsuwine.co.jp/products/70

合いそうなおつまみ

お刺身(6種盛り合わせ)
相性:3/10点
1日目
どうしてもお刺身が食べたい、でも赤ワインも飲みたいということで組み合わせてみました。
うーむ、マグロぐらいは合うと思っていたんですが、苦みが強すぎて鉄分や旨味が消えますw
しょうゆやわさびとは森の香りとの相性が良かったのですが、素材の味が消える&口の中が渋みで汚染されますw
一切れずつ食べてハイボールに切り替え、やっぱりお刺身に赤は難しい。。
じゃがりこバター味
相性:6/10点
これはバター風味が活きて、余韻が香ばしいパイのように生まれ変わります。
が、だんだん苦みが強調されてきて、焼き過ぎたパイのような印象に変わりますwワインを開けて二日目の段階だったなら良かったかなーと思います。
牛のステーキ梅肉柚子胡椒添え, スパイシー夏野菜炒め
相性:7/10点、8/10点

2日目

「ステーキいけるだろう」ってことでスーパーで急遽購入、青っぽさと酸味を追加したくて梅肉にちょっと柚子胡椒、日本酒で伸ばしたソースでトライ。付け合わせは茄子やピーマンを醤油と花椒で炒めたスパイシーな夏野菜炒め。

【ステーキ】
悪くない、肉の旨味も残るし余韻の苦味がなかなか。
だけど添え物がイマイチでした。ステーキ×梅肉、ステーキ×赤ワインは及第点。でもステーキ梅肉添え×赤ワインは喧嘩してる印象。ちゃんと「梅肉ソース」にしとけば酸味も抑えめで行けたかもしれません。

【夏野菜炒め】
これは美味しかったです。ピーマンやキャベツの青さとワインとの相性としてもよし。ステーキ焼いた脂は茄子が吸い込んでくれて旨味あり、スパイシーな花椒がアクセントになりました。ワインのフルーツの香りもしっかり浮き出てきます。

普通に肉野菜炒めであれば10点の相性かなぁと思いました。

まとめ

野菜の香りを引き立てるわき役ワインだと思います。単独だと大人のダークチョコレートですが、料理に合わせたほうが楽しめると思います。

☆このワインと相性良さそうなおつまみ
肉野菜炒め、牛ヒレのステーキ、ピーマンの肉詰め、キノコバターなど
ワインで人生をちょっと楽しくしよう♪
大人の宅飲みワイン&おつまみレシピ研究所|テイスティングログ No.120

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