「飲んだ人の生の意見が聞きたい!」
「インドネシアの空港で買うワインを迷ってる」
「このワインってどんな味だった?」
ソムリエの友達も認める最強のコスパワイン、「casillero del diablo」
カベルネ・ソーヴィニヨンが有名ですが、今回はシラー飲んでみました。入手先はジャカルタ空港内到着口で税関出る前の免税店w
では詳しくレビューしていきます。
カッシェロデルディブロ/レゼルバイスペシャル/シラー/2018/ポイント
値段 約2792円(349.000IDR) | Tasting day : 2022/2/12
- 個人的な印象
甘い香りの割に苦みがくっきりでて口を引き締めるタイプ - 特徴的香り/味わいは?
フルーツ(イチゴジャム、チェリー)
その他(土、炭、黒コショウ、ドライハーブ) - どんな人にオススメ?
スパイシーなワインが好きな人
ジャカルタ空港到着ロビーで税関出る前のボトルショップで購入。2021年12月はコロナで荷物はノーチェック(代わりに犯罪者みたいに隔離ホテル連れていかれますがw)
ワイン情報
【ラベル+販売HPから読み取れる情報】
アルコール:13.5%
葡萄品種:シラー
生産者:Concha Toro
生産地:チリワイン,Limari Valley
【ボトル裏の記載】
Syrah
This wine comes from the Limari Valley, a place of priviliged(多分privileged) condition for the development of this variety. Red clay soils brings this Syrah to life, a key raw material that provides the wine with its pronounced structure and important concentration of fruits.
Color: Dark ruby red
Aroma: Elegant with fresh fruits, emphasized red currant and black cherries as well as black pepper and a subtle toast aroma.
Palate: A full-bodied wine, round in the mouth with ample rounded tannins, finishing with a livery acidity to balance the intense range of flavors.訳:シラー
このワインはシラーが良く育つことで知られるリマリ・ヴァレーで生産されたワインです。優れた構造と果実の凝縮感のあるシラーワインの源は赤い粘土土壌に由来されます。色:ダークルビーレッド
香り:上品で新鮮な果実、特に赤スグリとブラックチェリー、黒コショウとほのかなトースト香
味わい:フルボディ、口いっぱいに溢れる豊富なタンニン。活き活きとした酸のおかげでバランスを取れたワインに仕上がってます。
旅ガラスのテイスティングレビュー詳細
色合い
澄んだルビー色、そこまで深い色ではない印象
香り
香りはとてもフルーティー
苺ジャムの印象が最初にくるものの、カシスやブラックベリー。チェリーのようなエレガントな香りもします。
そしてスミレ、土、バニラなどの甘いスパイスが感じ取れます。
味わい
スルーっと入っていくのが第一印象。甘さはほとんどなくドライスタイル
ペッパー系のピリピリ感と、コリアンダーのような痺れる感触。そしてスパイス系の香りがふわりと立ちます。樽由来と思われる炭のような苦みとドライハーブ。その後にチェリーの上品な甘さがほんのり残ります。
割と酸はフレッシュ、赤ワインでは珍しい。
タンニンは程よく口を引き締めてくれてきめ細かい。熟成させれば更にまろやかになりそうな印象です。
総括
シラーというだけあって、スパイシーな印象の強い赤ワインです。複雑な苦みのなかに上品な甘みを感じられて、アールグレイティーのようなイメージです。
※今回はナッツと合わせた程度なのでおつまみの説明は省略
まとめ
スパイシーで飲みやすいワインだと思います。ステーキなら塩コショウのみ、煮込み系なら旨味よりスパイスを利かせた食事と合うと思います。
好みは〇、コスパは△、ワインのユニーク度は〇。
東欧系の煮込み料理、ナッツ、ビターチョコレートなど
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.107
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