少し寝かせてから楽しみたいピノノワール。 by 旅ガラス
コノスル/ヴァレーコレクション/ピノノアール/2018/レビュー
ワインメインでしっとり飲みたいワイン | 値段 1079円 | コスパ評価 8/10
Tasting day: 2021/2/1
- ピュアストロベリー(ラズベリー、レッドチェリー)
- 若さの際立つフレッシュさとコクのある苦み(土、なめし皮)
Cono sur valley collection pinot noir 2018(コノスルヴァレーコレクション)
第一印象はまだ若い。五カ月前に2016年ヴィンテージを飲んだ時には非常に飲み頃かつ高いポテンシャルを感じたが、これはもう少し待ちたい。コスパ的には充分な美味しさだが、待つ事で全体がより調和したワインに育つと思われる。
また、現在余韻にダークチョコレート系の苦みとなめし皮系の癖のある野性味の香りが残ります。個人的には、白ワインとはまた違った柑橘系の皮のピリピリした口当たりが面白いです。白ワインの表現だとzestyとかlemon grass、 赤ワインだとcoliander, eucalyptus, mintとかになるかと思います。個人的にはコリアンダー。
ネットでまとめ買いしました。少し古いヴィンテージを探す場合、リカーマウンテン行けばあるかも?(2016年はリカマンでゲットしました)
チェリージャム、トースト、ナッツ、腐葉土、煙草、カシス、コリアンダー、
おつまみ
なすトマトチーズ(5/10点), 豚キムチ(7/10点), 縞ホッケのホイル焼き(7/10点)
チョコレート(10/10点)
↑なすトマトチーズはレシピ改造中です。
一番相性良かったのは市販のミルクチョコレート。ブランデー×チョコレートに似てます。鉄板の組み合わせです。
狙って作ったなすトマトチーズは失敗。
白ワインと合わせたい味になってしまったので、現在レシピ改造中です。
2日目のチャレンジで豚キムチーズ、これはまぁまぁ。スパイシー×クリーミーでワインがやや弱かったんですが、ストロベリーの甘みが生きる形に。あと意外に土やなめし皮のニュアンスがキムチの熟成したうまみに奥行きを与えるような気がします。悪くない。
同じく2日目に試して善戦したのが縞ホッケのホイル焼き。
「ホッケ食べたい!」ってことでワイン合わなきゃ日本酒飲むぞ!くらいの勢いで追加しました。淡泊かつ油の乗ったホッケが意外にピノノワールのコクと心地よい。レッドベリー×魚の脂、盲点でした。
残念ながら赤ワインの余韻と焼き魚はあっさり感はイマイチなので、そこらへんをソースなどで補えると新たな可能性が出てきそうです。コノスルジャパンでは白身魚のフライを進めてます。
チョコレートスイーツ、白身魚のソテーwithソース、サーモンカルパッチョ、リゾットなど
もっと詳しく知りたい方へ
レビュー書くにあたっての関連情報など折りたたんで載せてますので、興味ある方はどうぞ
引用元:コノスルジャパンHP
より詳しい情報はコチラから 酒類の総合専門店 フェリシティー
サンアントニオ・ヴァレー:冷たい海風がもたらす冷涼な気候がすばらしいピノ・ノワールを生み出します。
味わい:鮮烈なチェリーや苺の果実香、煙草やなめし皮のニュアンスが複雑さを与えています。
【以下メモ】
Nose: pure strawberry, raspberry
Palate: strawberry, raspberry, cassis, earthy, coriander, zesty, red cherry, young fresh, grove, chocolate
Body: medium body
Acidity: medium
Finish: long
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.022
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