「飲んだ人の生の意見が聞きたい!」
「ローソンでどのワインを買うかどうか迷ってる」
2021年10月26日発売の「パリチキ」とのペアリングで買ったワイン。赤とも合わせてみたいなぁということで、イタリアのサンジョベーゼと悩んで選んだ一本。
では詳しくレビューしていきます。
ロマネグラ/ピノ・ノワール/2020/ポイント
値段 582円 | Tasting day : 2021/10/26
- 個人的な印象
がぶ飲みできるタイプの赤ワイン - 特徴的香り/味わいは?
フルーツ(いちご、ラズベリー、チェリー)
その他(トースト、バニラ) - どんな人にオススメ?
赤ワインを始めて飲む人には値段的にも飲みやすさ的にもトライしやすいです。
ローソンで購入。「合うおつまみ」がトマトソースパスタ、パリチキに合いそうな赤ということで軽いのを選択。あっさり上品な赤ワインが好きな人にはオススメです。
ピノ・ノワールが500円代ってかなり衝撃、しかも割と美味しい。
この値段の赤ワインだと渋くて酸っぱいのが多いんですが、かなりあっさり飲めます。人によっては物足りないかもしれませんが、旅ガラス的にはアリです。
サングリアにしてもかなり美味しく飲めそうです。
ワイン情報
【ラベルから読み取れる情報】
アルコール:13.5%
インポーター:三菱食品株式会社
生産者:ルイス・フェリプ・エドワーズ(Luis Felipe Edwards)
生産地:チリのセントラル・バレー
チェリーや苺、ラズベリー等の果実の風味と柔らかいタンニンが特徴で、シーフードグリルやパスタと相性が良いワイン。
まぁこのまんまです。付け加えるならかなり飲みやすい割にアルコール度数高いので注意が必要です(笑)
ちなみにローソンの説明書きはこんな感じ
チリの冷涼な気候を生かしたピノノワール
チェリーや苺、ラズベリーのような果実の風味と、心地よい酸味が特徴。
中口/合う料理:クリーム系パスタ
【生産者について】
セントラルバレーのコルチャグア地区に拠点を置く家族経営のワイナリー。とはいえ経営者が家族なだけで、家族だけで運営してるワイナリーではありません。
1976年にヨーロッパから戻ってきて友人から葡萄畑を購入。なのでだいたい40-50年くらいの歴史です。チリのワイン産業は生産過剰が原因で1980年代半ばまで冷え切っていたので、なかなかのチャレンジャーです。
当初は60haの葡萄園でしたが、現在は2000ha以上所有。歴史は浅めですが、しっかり成長を果たしたワイナリーです。
旅ガラスのテイスティングレビュー詳細
色合い
注ぎ方雑で泡立ってます(笑)
色は薄め、やや明るいルビー色といった所でしょうか。ややオレンジっぽさがあります。
色の割に粘性が高めの印象です。
香り
ストロベリーとラズベリー。フレッシュで甘酸っぱく、ほんのり青さや土っぽさも加わります。露地栽培のイチゴ畑のイメージです。
グラス回すとバニラ、そしてトーストの香り。ほんのりチェリーやブルーベリー、スターアニスっぽいニュアンスも含まれそうですが、強いのはトーストとバニラです。
味わい
フルーティーで軽快、渋みは少な目ですっきり飲める赤ワインです。
ややタンニンの口当たりは粉っぽい。元々ピノ・ノワールだと渋み少なく口がざらつく感じも少ないので珍しいです。また、オレンジピールのようなほろ苦さがあります。
総括
ガブガブ飲める赤ワイン。氷入れて飲んでも美味しいよし、安い赤ワインのなかでは渋みも少なく上品に収まってます。
「赤ワインなら味が濃いのが好き」という人には物足りないですが、フレッシュな赤が好きな人には十分刺さる味です。
おつまみ
ローソンのパリチキ(8.5/10点)
パリチキと3種のペアリングトライの一本。意外や意外、赤ワインとも唐揚げとあうんだなぁという組み合わせでした。
ベリー系の甘酸っぱさや、バニラの甘さがいい塩梅で唐揚げの旨味とマッチします。渋みが少ないのもよかったポイントです。
まとめ
なんにでも合わせやすいワインだと思います。キャンプなんかしながらソロで楽しむのが楽しそうなワインです。
好みは△、コスパは◎、ワインのユニーク度は△
クリームパスタ、シフォンケーキ、苺のスイーツなど
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.091
コメント