Wine by Sam/Strathbogie Range/ワイナリー訪問No.112

ラベルデザインがなかなか面白いです　by 旅ガラス

ワインバイサム-Wine by Sam-

1. ラベルデザイン　ユニークなものが多いです
2. 内装1　白貴重でシンプル
3. 内装2　テイスティングバー含む木目調で温かい印象に
4. バリスタ二人組と一緒に3ショット

もともと近所のワイナリーと共同でワイン造りをしていたものの、契約が打ち切られて一時期ワインが作れない事態に。その苦境を乗り越え、現在はNaked Winesの外注依頼をきっかけに、近隣から葡萄畑をリースしてオリジナルブランドを立ち上げている。

地域の特徴　ストラスボギー-Strathbogie-

ストラスボギーレンジはとてもマイナーのワインエリアです。

1968年にサムの家族が実験的に葡萄を植えたが最初の始まり。
1775年には大規模ブドウ園が設立
1980年頃にコンペで優勝など認知度を上げる。
2002年にはオーストラリアワインエリアとして認められました。

立地はメルボルンから北北東、北のGoulburn Valleyと南のUpper Goulburnに挟まれた地域になります。名前の通りストラスボギー山脈の周辺に多くのブドウ園があります。

土壌は花崗岩系の基盤の上に粘土質を含む砂地です。栄養価が少なく、作物の育ちにくいですが、ワイン造りにとっては好環境です。

標高は160-600m、大陸性気候、冷涼地域で降雨量が少なく乾燥してます。年間平均降雨量は804mm。1月（夏場）の平均気温は20.7℃です。

ワイナリーは20件程度。
葡萄の品種はRiesling, Gewurztraminer, Chardonnay, Sauvignon Blanc Pinot Noir, Merlot, Cabernet Sauvignon, Shirazなどになります

テイスティング -Tasting-

今回テイスティングしたのは9種類

　　：旅ガラスのお気に入り

Pinot Gris 2016
フルーティー、甘くトロピカル、苦みが心地よい。全体的に飲みやすくジューシーなオーストラリアらしいピノグリです

Shiraz 2016
シラーズというよりシラーの繊細な香り、レッドベリー系を主体にスパイス、ホワイトペッパーと繊細な香りに仕上がっています。

【ワイナリー訪問時の感想】豊富なラベルデザイン

旅ガラス

ラベルに拘りが見えて面白い♪

Roseちゃん

賛否両論あるけれど、やはりユニークな方が覚えはよくなるわね

おっ！意外とRoseちゃんの賛同を得られてる！

やっぱり多くの人はラベル見ても味が想像できないので、ラベルの印象っていうのはとても大事だと思います。説明文読むにしたって、専門家に刺さるキャッチコピーと一般人に刺さるキャッチコピーは違うのでｗ

勿論書いてあることも大事ですし、究極味が大事ではあるんですが、まず飲んでもらうために目立つというのはとても大事です。ラベルの工夫次第で手に取ってもらえる回数が増えますし、お買い上げしてもらえる可能性もあがると思います。

このワイナリーのラベル

個人的にイギリスの影響を受けたようなデザインですが、右下だけ毛色が違って面白いです。見た目で美味しいそうかと言われるとコメントに困りますが(笑)

こういう遊び心のあるラベルは個人的に好きです。知識がついた今でもワインをジャケ買いしたくなる旅ガラスであります。

総合評価