Mitchelton/Goulburn Valley/ワイナリー訪問No.113

ゴルバーンバレー

あらゆる施設を備えるマンモスワイナリー by 旅ガラス

ミチェルトン-Mitchelton-

  1. 外観 お城の城郭みたいな展望台があります
  2. ラベルデザイン 色が沢山&城郭がトレードマーク
  3. 内装 高級ブティックみたいな上品の内装、もしくは空港のお土産屋w
  4. 陽気な新人のおばちゃんと2ショット

  • 1969年に起業家のロスが葡萄を植えてスタート
  • 施設充実、累計148ヘクタールの葡萄畑に囲まれる巨大ワイナリー
  • シラーズとリースリングをメインにオーストラリア国内外から高い評価を得ます
    URL : https://mitchelton.com.au/

【ワイナリーの強み】週末リゾート経営

ホテル、レストラン、チョコレートカフェ、スパ、展望台、ギャラリー完備、結婚式や会議、野外コンサートに使われる、葡萄畑にそびえたつリゾートホテルです。レジャーはもちろんビジネス利用もできる施設です。

1969年に起業家のロスが葡萄を植えてスタート。1994年にオーナーが変わるも経営がうまくいかず、しっかりと黒字経営になったのは2012年に現オーナーに変わってからとのこと。

他のワイナリーではレストランや少規模宿泊施設などはあり得ますが、これだけリゾート空間造りに特化したワイナリーは少ないです。

ワインの特徴&葡萄畑

ワイン自体は以前から実力を認められており、1991年にはBest dry one year old redでトロフィー獲得とVineyard of the Yearに輝きました。最近もトロフィーまではいかないものの幾つか入賞はしている模様です。

知名度を得ているのはShirazとRiesling

土壌は砂利の混じる砂地、沖積河川堆積物で構成されています。近隣の花崗岩、泥岩堆積物、古代海洋堆積物の土壌が複雑に交じり合い、複雑でユニークなワインを生み出しているそうです。

周囲に与える環境負荷を減らす試みも行っています
ワイナリー副産物の堆肥化、合成殺虫剤の最小限使用、自然ろ過を促す廃水湿地の導入など。自然派と違うベクトルですが、環境に優しいワイン造りをしています。

テイスティング -Tasting-

今回テイスティングしたのは20種類

  • Cuvee NV
  • Riesling 2017
  • Pinot Grigio 2017
  • Fiano Heathcote 2016
  • Vermentino Heathcote 2016
  • Sauvignon Blanc 2017
  • Chardonnay 2016
  • Chardonnay Oak 2016
  • Marsanne 2016
  • Aged Riesling 2011
  • Rose 2017
  • Pinot Noir 2016
  • Nero Rarola
  • Sangiovese 2016
  • Crescent 2016(Shiraz, Mourredre, Grenash)
  • Cabernet Sauvignon 2016
  • Cabernet Sauvignon 2015
  • Shiraz 2016
  • Shiraz Mitchelton 2015
  • Shiraz Heathcote 2015

  :旅ガラスのお気に入り
  :レア品種

無料テイスティングを全制覇しました!

Fiano Heathcote 2016
イタリアの品種。少し草っぽい香りにアップルスキンのようなほのかなえぐみを含む酸味と甘味。ミネラル感。

Chardonnay 2016
ハニーピーチの甘い香り。グレープフルーツのような甘酸っぱいシトラスの酸味と、ほんのりビスケットっぽいニュアンスが垣間見える。

Sangiovese 2016
レッドベリーとスパイス主体。余韻にツンと鼻にくる清涼感、ミントっぽい香りが心地よいアクセントになっている。

Shiraz Mitchelton 2015
熟したプラムの味わいが口いっぱいに広がりとても美味しい。スパイスとベリーが色々顔を出してくる複雑でアリながら一本筋の通ったワイン。滑らかで長い余韻が最高。

【ワイナリー訪問時の感想】マンモスワイナリー

旅ガラス
旅ガラス

20種類が無料とか最高でしょ!

Roseちゃん
Roseちゃん

きっと宿泊前提で振舞ってるんでしょうね

ううむ、確かに。

レジャーは勿論ビジネス利用や結婚式利用の設備を備えています。そう、お金持ちの避暑地なんですが、そんな所にオンボロ20年前の車が一台駐車場に止まるわけです。ホント場違い感が半端なかった。

まるで超高級レストランにサンダルで行ったみたい←うん、あったなぁそんなこともw幸いドレスコードフリーで問題なし

さて、さすがお金持ちの来るワイナリー、セラードアは空港のお土産屋とブランドショップの中間くらいの雰囲気。要は単価が高いだけなんですが(笑)

接客は新人の気さくなおばちゃん、でもやはり厳しいのか途中で内職やらされてました。そして外線の受付も兼ねてるみたいで、「ホント電話とるの緊張するのよね」と漏らしてました。色々厳しいみたいです。

ワインはさすがの種類です。美味しいのばかり揃ってる割にお値段はそこまで高くない。比較的リーズナブルです。さすが巨大ワイナリー。でもお土産用としてプッシュしてるのはセット売りで高い印象を与えますw

総合評価

ワイナリー行くべき度88%です。
(70%が合格点)

ワイン飲めない人でも週末のんびりするには楽しそうです。接客も良くワインの種類も豊富、まったり一日を過ごしたい人にはオススメです

呑んで学べ!宅飲みワイン研所所長の酔遊記!
ワイナリー訪問数 113軒目 / ワイナリーテイスティング数 累計795

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