Tellurian Wines/Heathcote/ワイナリー訪問No.143

ヒースコート

ヒースコートでは珍しく数多くの白ワイン品種を扱っています。 by 旅ガラス

テルリアンワインズ-Tellurian Wines-

  1. グラスがピカピカ ワイナリーなら当然ですけど嬉しくなります。
  2. 感じの良いおばちゃんと2ショット

  • 2002年創業、オーガニックワインの証明書を持つワイナリー
  • 2014年にオーガニックにかじ取り、2019年ヴィンテージよりラベル記載可能になる
  • Tellurianの意味はof the Earth。地球のワインや大地のワインといった名前になります
    URL : https://www.tellurianwines.com.au

Winemaker & Vineyard info

Winemaker :Tobias Ansted
Viticulturist :Tim Brown

葡萄園-Vineyard info-
32ha / 7000ケース

シラーズが21haを占めるが、2011年より小規模の葡萄園に多様な品種を少量ずつ、試験的に栽培しています。HP情報にあったのは以下の10種類+シラーズになります。

赤ワイン
Grenache(グルナッシュ), Mourvèdre(ムールヴェードル), Carignan(カリニャン), Nero d’Avola(ネロ ダヴィラ)

白ワイン
Grenache gris(グルナッシュ グリス), Fiano(フィアーノ), Marsanne(マルサンヌ), Roussane(ルーサンヌ), Viognier(ヴィオニエ), Riesling(リースリング)

白ワイン品種がこれだけ入ってきてるのも珍しい。葡萄園は南向きスロープ、密植で8888/ha まで有効活用されており、生産量は増やしているもの濃厚機械が使用できない部分もあり一長一短である。

テイスティング -Tasting-

今回テイスティングしたのは11種類

  • Riesling 2017
  • Fiano 2017
  • Blanc(Riesling, Marsnne, Fiano) 2017
  • Roussane 2015
  • Viognier 2016
  • Rose 2017
  • Nero d`Avola 2016
  • GSM 2015
  • Shiraz Redline Entry point 2015
  • Shiraz Pastishe 2015
  • Shiraz tranter 2014

  :旅ガラスのお気に入り

ヒースコートでこれだけ白を出してくれるワイナリーは恐らくここだけではないでしょうか。オーストラリアにあまり入ってきてない品種もあり、テイスティングのやりがいがあります。

Shiraz Pastishe 2015
スムーズ、微かなハーブの香り、ブラックチェリー。少しチャコール、タンニンが全然なく、セイヴォリーになるかはわからないけどあっさり飲める。

【ワイナリー訪問時の感想】豊富なラインナップ

旅ガラス
旅ガラス

ヨーロッパワイン大集合

Roseちゃん
Roseちゃん

だいぶイタリアとスペインの色が強いですね

た、確かに!←(´・ω`・)エッ?ソウナノ?

Fianoがイタリアくらいは知っているのですが、他はフランスのローヌ地方の影響を強く生かした結果かなとも思います。

フランスのローヌ地方と言えばシラーで有名、シラーズと違いフルーツの強さよりもスパイスとのバランスを取ったシラーが作られてます。もちろん白ワインも作られていて、マルサンヌやルーサンヌはローヌ地方の名産です。

もとはフランスのローヌ地方にインスピレーションを受けてオーガニックへの方針転換を決めたそうです。味が違うそうですが、旅ガラスにはイマイチ味の違いが分からないのです。本当にオーガニックだとおいしいのかなぁといつも思ってます(笑)

とはいえ美味しいワインが飲める場所であることは間違いないので、お時間ある方はトライしてみてください。

総合評価

ワイナリー行くべき度82%です。
(70%が合格点)

平均値の高いワイナリー。ヒースコートで色々な品種を飲めるのはメリットですし、新しい試みに今後も期待です。

呑んで学べ!宅飲みワイン研所所長の酔遊記!
ワイナリー訪問数 143軒目 / テイスティング数@ワイナリー 累計1028

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