Morris/Bin158/Durif/2012/レビューNo.76

赤ワイン

モーリス/デュリフ/2012/レビュー

熟成を果たして上品なミントとブルーベリーが美味しい赤
ワイン | 値段 約2400円(A$30) | コスパ評価 7/10
Tasting day : 2021/7/30
  1. ブルーベリー、ミント、ラテ、シダ
  2. 粘り気のあるまろやかな酸味と長い余韻のカカオが面白いワイン
旅ガラス
旅ガラス

オーストラリアのワイナリーを訪れた際に購入。それから日本で5年ほど夏を越しました。押し入れで。香りはそこまで飛ばず、ちゃんと熟成してて安心しました。

☆こんな香りや味を感じた人もいます。
ブラックベリー、カシス、バニラ、ナツメグ、ブラックペッパーなど

おつまみ

☆試したおつまみ
ハヤシじゃが(8/10点)、ネギニンニクオリーブのアボガドサラダ(7/10点)
※クリックするとレシピ記事に飛びます

重たいワインに合わせて重たいおつまみ用意してみました。

ハヤシじゃがはそのまま。ジャガイモとニンニクの丸々のトマト煮にカレールー入れたもの。トマトの旨味&酸味、カレー粉のスパイスがしっかり組み合わさりました。特にブルーベリーが映えるスパイス、最後を上品に占めるカカオの香りが良い感じでした。

アボガドサラダも結構合いました。実は胡椒の味入れたりドライバジルを掛けたり、アボガドを酢に浸したり、味わいを複雑にしてるのが功を奏しました。爽やかのワイン由来のミントとバジルの香り、酢の酸味とトマトの酸、アボガドのコクとワインのコク。サラダのフレッシュ感との相性が合わない事に目をつむれば、よくできたペアリングだと思います。

やはりシチューや煮込み系のコクの強い料理、サラダにするなら生ハムやチーズを混ぜるなどして熟成感を加えると更に美味しい組み合わせになりそうです。また、ウスターソースなどもイケそうなので、トンカツやアジフライなんかとも美味しく合わせられる気がします。

☆このワインと相性良さそうなおつまみ
煮込み料理全般、フライやトンカツ、熟成感のある生ハムやチーズのサラダなど

もっと詳しくワインを知りたい方へ

レビュー書くにあたっての関連情報など折りたたんで載せてますので、興味ある方はどうぞ

In 1954, Mick Morris released his first Durif table wine. This was the first time the variety had been released as a table wine in Australia making Morris Wines the pioneer of the variety. In 1966 the wine was labelled as Private Bin No.158 Durif to establish a clear identity for this unique wine style. Durif quickly established a cult following and today is the signature red wine variety of Morris Wines. Renowned for its intense flavor, rich fruit concentration, silky tannins, great length and cellaring potential, Morris Durif is truly a thoroughbred without equal.
ーGoogle翻訳ー
1954年、ミック・モリスは彼の最初のデュリフテーブルワインをリリースしました。オーストラリアでテーブルワインとしてこの品種がリリースされたのはこれが初めてであり、モリスワインはこの品種のパイオニアになりました。 1966年、このユニークなワインスタイルの明確なアイデンティティを確立するために、このワインはプライベートビンNo.158デュリフとラベル付けされました。デュリフはすぐにカルトファンを確立し、今日はモリスワインの代表的な赤ワインの品種です。モリス・デュリフは、その強烈なフレーバー、豊かな果実味、絹のようなタンニン、長い長さ、セラーの可能性で有名で、他に類を見ないサラブレッドです。
“Deep red in color with purple overtones, there are lifted fresh aromas of blackberry and spice fruits, with subtle oak influence. The palate is rich yet supple, with concentrated berry flavors balanced by fruit and oak tannins. This combines to produce a full-bodied wine of layered fruit flavors and great persistence. This wine can be enjoyed now or can benefit from further cellaring until 2030.”
ーGoogle翻訳+ちょい手直しー
紫がかった深紅色、ブラックベリーとスパイスフルーツのフレッシュなアロマが浮き上がり、オークの繊細な香り見受けられます。味わいはリッチかつしなやか、濃縮されたベリーのフレーバーとフルーツとオークのタンニンのバランスが取れています。これらが組み合わさって、多様なフルーツフレーバーと優れた余韻のフルボディのワインを生み出します。このワインは今すぐ楽しむことができますが、2030年までさらに貯蔵することで恩恵を受けることができます。
引用元はこちら:Morris of Rutherglen
Nose: elegant blue berry, cyder, cacao and vanilla
Palate: rich dark berry like blue berry and black berry with little leather nuance. Tannin and acid are softer than before, but still chewy, little sticky and lingering strong cacao with sweet spices.
Body: full body
Acidity: strong
Finish: long
ワインで遊び、呑んで学ぶ♪
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.076

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