ふらのわいん/2024年北海道ワイナリー巡り

日本

こんにちは、旅ガラスです。

2024年6月に北海道でワイナリー巡りをしてきましたので、順々にレポートしていきたいと思います。

今回はふらのわいん
富良野や美瑛の観光ついでに行けますし、大手だけあって売店だけではなく、展示が充実しています。

ここに行くまで全く飲んだことなかったんですが、その辺も含めてレポートしていきます

概要ー歴史と成り立ちー

富良野駅から徒歩約40分、2.7kmなんで歩こうと思えば歩けますw

現在でこそワイナリーブームですが、成り立ちは古く1970年代。
富良野市の経営する自治体ワイナリーです。多分町おこしなどの一貫で始まったのかなぁと思います。

ちなみに同じ北海道内の池田町にある、十勝ワイナリーが自治体ワイナリーとしては日本で一番古いワイナリーみたいです。

詳しくは公式HPをご覧ください
ふらのわいん公式HP

ワイナリーの雰囲気(写真)

こっからは写真をメインに紹介していきます。

葡萄生育の模型展示

旅ガラスも勉強するまでは葡萄がどうやってできていくかイメージつかなかったので、こういう展示は知らない人にとってわかりやすいです。

100年カプセル

地下室セラー内の片隅にあったワイン樽をリサイクルしたボックス
100年企画なんでしょうが、これを飲めるのは企画や準備した本人たちではないんだろうなぁと夢のないこと考えていました(笑)

樽をリサイクルしたインテリア
ワイナリー行くとよく見ます。昔ながらのポップなフォントは好きです。

ラベルコラボ

日本ハムFightersとコラボしてるみたいで、これ見ただけでわかる人にはわかるのかもしれません。旅ガラスは全然なので想像つかないですがw
ビールのポスターに似てて世代で知ってる人知らない人が居そうです。

ワインの熟成庫

海外では中小規模ですが、最近北海道で増えてる個人ワイナリーと比べて規模が大きく、生産量も多いみたいです。

展示パネル

大手だけあってしっかりしたパネル展示も作ってます
サインがちらほら、全然興味なかったので写真見るまで忘れてました。写真から解読できる限りだと、南海キャンディーズや日本ハムFighters選手はここにきてるみたいです。

売店

生産量多いだけあって種類も豊富!
ワインって選ぶの難しかったりするので、味わいチャートあるのいいですね。ドライバーさんは試飲もできないですし。

行ってみての感想

ぶっちゃけると、すごく感動するワインに巡り会える場所ではないかなーと思います。

70-80点くらいの親しみやすいワインを作ってるイメージ。
その分お手頃価格で、地元の人に愛される味を目指してる印象を受けました。なので種類豊富で辛口から甘口、軽いのから重たいのまで万遍なく醸造してる印象です。

試飲7-8種の中にはプレミアムワインがなく、もしかしたらすごく感動するワインに巡り会える可能性もあるかもしれません。が、試飲した中だとよくも悪くも印象に残りずらいワインが多かったです。

でも代わりに「富良野でもワイン作ってるよー飲みに来てー!」という観光客に優しい歓迎ムードのあるワイナリーです。旅ガラス、こういうの好きなんですw

こういうワイン初心者向けのワイナリーが日本は少なくて、わかりやすい展示だったり、これだけ試飲を用意してくれるワイナリーさんは貴重です。そもそもの規模の問題もありますが、非公開だったり売店すらない場所も少なくありません。

また、個人的にうれしかったのはバックヴィンテージがお手頃価格で買える事。

ワインが古くなればなるほど本数も減って希少になりますし、保管費もかかるので物によっては現行ヴィンテージの1.5倍とか2倍になるのですが、ふらのワインは1-2割増し程度

旅ガラスはツヴァイゲルトレーベ2013をお土産に購入(写真一番左)

以下旅ガラスのコメント
10年越えの熟成、酸味はだいぶ円やかになり、渋みもこなれた感あり。ワイナリーで試飲した2018年はまだまだ固い印象ありましたが、2013年は程よい感じです。

2018年にあったラズベリーや若いプラム系の香りはしおれた花の用に殆どなくなり、鉄分っぽさが際立ち、革製品やチーズっぽい熟成香が出てました。

ワイン単体だと熟成は感じられるものの美味しいかは微妙。好きな人には刺さるけど、全体として枯れ気味。古酒の特徴とも言えるかもですね。

血の滴るレアステーキなんかとの相性はよさそうだなぁとオージービーフ買って食べたら美味しかったです。ちなみにマグロの赤身と合わせもしたんですが、悪くはないんだけどちょっと違うかなってことで白ワイン開けましたw

試飲した中では「羆の晩酌」が一番好きでした。(写真はバックヴィンテージの値段)

ふらのわいん独自開発品種、「ふらの2号」から作られていて個性抜群。フルボディで酸がしっかり。話題性は勿論、味の研鑽も行われてる印象でした。

バックヴィンテージもありますし、ラベルも可愛くてお土産にしやすい感じです。

まとめ

ふらのわいん
再訪したいワイナリーが増えました。今回ワインに興味のない友人が居たので展示は楽しめたものの、試飲でゆっくりしてる時間がなく、次回こそは全種類制覇したい!

それにはやっぱり友人ドライバーの協力が必要というジレンマなんですが、また行きたいワイナリーでした。

ぜひ富良野に行った際は、ふらのわいんに立ち寄ってみてくださいな。

大人の宅飲みワイン&おつまみレシピ研究所 by 旅ガラス
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