醤油醸造発祥の地で醸されるワインを楽しんできました!
こんにちは、旅ガラスです。
関西ワイナリー巡り4軒目、和歌山の湯浅ワイナリーに行ってきました。
実は初の和歌山県にして和歌山城の次に訪れた観光地でもありますw
早速体験談をご紹介していきます。
湯浅ワイナリーってどんなところ?
湯浅町にあるワイナリー、和歌山ワイナリーに続いて2軒目のワイナリーとなります。
なんですが、どちらも親会社は一緒
TOAという石油関連の会社になります。ということで資本はかなりしっかりしてます。
一応彼らの中で棲み分けをしてるみたいでして
- 和歌山ワイナリー:自社畑の葡萄をメイン、小規模
- 湯浅ワイナリー:和歌山県産の果物を醸したフルーツリキュール、他県葡萄で作る本格ワイン
まだまだ歴史は浅く、建物も醸造設備もピカピカです。
が、元神戸ワイナリーの醸造長を引き抜いてきたらしく、40年近いベテランの方です。
全然私は勉強中なので詳しいことは分からないんですけど、醸造長はベテランの方なので色々教えてもらってます。 by 事務員さん
ここは特に和歌山県産の果物をワイン漬けにして作るリキュール、種類が沢山揃っていてボトルもおしゃれ。サングリア好きには良く刺さるお酒だと思います
ワイナリーに行く価値を考えてみる
ここからは行ってみた感想です。
- 有料試飲が豊富で秀逸
- 醸造文化や歴史を感じさせる町並み
それぞれ詳細を述べていきますね。
有料試飲が豊富で秀逸
フルーツリキュールは無料で、本格ワインも全部飲めます!更に和歌山ワイナリーのワインも飲めます!
新しいワイナリーですが、試飲が充実してます!
特にフルーツリキュールが無料なのは甘いお酒が好きな人には嬉しいところだと思います。
幾つか飲ませてもらいましたが、やっぱり美味しい。
そして旅ガラスにとってメインの有料試飲、6種類セットを注文(1500円)
TOA200シリーズの海/風/空3種×2(白/赤)の6種です。
- 海/白-甲州-2021(2200円)
和柑橘主体、きいろ香系になる爽やかドライタイプ - 風/白-シャルドネ-2021(3300円)
伸びやかな酸と樽香が程よく混じる、フレッシュ&ドライスタイル - 空/白-シャルドネ-2020(4400円)
長熟向けのリッチスタイル、厚みがあって芳醇 - 海/赤-北斗の雫メイン-2021(2200円)
爽やかな酸が残るサッパリタイプ - 風/赤-北斗の雫メイン-2021(3300円)
早飲みボルドーの印象。バランスが良い - 空/赤-北斗の雫メイン-2020(4400円)
濃醇、果実味も樽香も一緒に強くなり複雑 - 和/赤-メルロー(自社畑)-2020(3850円)
微かなピーマン香と穏やかな果実味、樽香控えめのミディアムタイプ
全体通して思うのは醸造技術の高さ。
葡萄の質もあるんでしょうが、新興ワイナリーにありがちな「これはちょっと・・・」というワインがありませんでした。
この辺は醸造長の腕前だったり、自家農園がほとんどないなど理由がありそうです。
まぁ自社畑どころか他県の葡萄が基本なので、わざわざ和歌山まで行って飲む価値があるのか?という疑問は多少残ります。そういう意味で湯浅ワイナリーらしいのはフルーツリキュールですね。
例えば甲州なら山梨、北斗の雫なら長野が本場ですからね。
とはいえ最近では都市型ワイナリー、なんなら関空にあるエアポートワイナリーもできているので、その辺は割り切っても良いかなって思います。勿論お土産としては弱いですが、生産量もまだまだ少ないと思われるので、関東でお目にかかることは少ないワインでしょう。
醸造文化や歴史を感じさせる町並み
京都、鎌倉、川越
そんな有名古都よりも小規模ですが、道幅が狭く空が広い、車通りが少ないので長閑な町並みが楽しめます。観光客ってのをほとんど見なかったのもその辺りをより感じさせてくれました。(写真なくてすみません)
時間があれば醤油屋さんや味噌屋さんを訪ねながらのんびり過ごしたかった町です。
残念ながら電車の本数も少なく、当日関空から帰る予定やら友達とあってワイナリー連れて行ってもらう予定のあった旅ガラス。本来なら多少時間に余裕があったんですが、ワイナリーで試飲楽しみ過ぎて時間切れでした。
皆さんも湯浅町行く際は時間を注意しましょう(笑)
まとめ 湯浅のリキュールとワインを楽しんで!
大阪から行くのはなかなか大変ですが、関空からなら2時間くらいで行けます(笑)
本当に時間がゆったり流れるような穏やかな町なので、お散歩感覚でのんびり予定を組んでまた行きたい町でした。
予約すれば醸造所の様子も見れるので、特にサングリアが好きな人にはイチオシのワイナリーです。ぜひ醤油や味噌の勉強も兼ねて湯浅ワイナリーにいく事をオススメ致します。
毎日を楽しくしたい?それならワインと仲良くしよう!
コメント