酸味の合う食事と合わせると化ける赤ワイン。by 旅ガラス
シャトーメルシャン/藍茜/2017/レビュー
オイル料理と良く合うワイン | 値段 1508円(6本パック+送料(8250+800)/6) | コスパ評価 8/10
Tasting day: 2021/3/3
- サワーチェリー、プルーン、カシス
- フルーツに紛れてバニラ、杉、モカ、紅茶のような色々な香りが感じ取れます。
シャトー・メルシャン 藍茜 メルロー&マスカット・ベーリーAブレンド 2017
日本の赤ワインらしく、軽く飲めるタイプの赤。濃厚なパンチはない物の、繊細な香りと爽やかさが感じられます。
冬なので温度が低い状態からスタート、けっこうシンプル&酸味が目立ってあまり美味しくない。でも食事と合わせるとその酸味が食欲をわかせる引きとなってご飯がススム。食中酒として優秀です。
しばらくしてワイングラスを手で温めつつ香りを立ててゴクゴク(笑)むむむ、未発見の風味が出てくきます。上記以外にもウイロウ、桜、杏仁のような個性的な香りが出てきました。
日本ワインの中ではコスパ良いと思います。
旅ガラスネットでまとめ買い。送料別途かかるものの、これが単価では一番安そうでした。大手のワインだけあってスーパーでも見つけることができます。
☆こんな味わいや香りを感じた人もいます。
スミレ、イチゴ、ブラックベリー、杏仁など
おつまみ
ラベル裏の良く合う料理に生姜焼きと書いてあったのでトライ。大成功でした。
ワインの酸味が強いので少し甘めの味が合います。普段砂糖も味醂も使わなず塩辛い派なんですが、今回少しレシピアレンジしたおかげで最高に合いました。
甘じょっぱい×豚肉の旨味にワインのダークフルーツ系の香りが上乗せしてくれます。そしてワイン単体だと不快だった酸味がここでしっかり生きます。サッパリ&甘さを引き締めてより高めてくれます。
もちろん豚の旨味とワインのほのかな渋みも相性が良いです。豚のコクが上品に感じられます。100g80円くらいの肉なんですけどねw
逆に超絶合わなかったのが野菜炒め、生姜焼きの焼き汁?を使ってピーマン、タケノコ、もやしを投入したもの。味は美味いんですが、致命的にワインと合わない。ただ生姜焼きの口休めとしてはいいし、一緒に食べても触感追加できて良い感じです。
フリット、酢豚、ピザ、オイル系のパスタ、地鶏の照り焼き(ラベル裏情報)など
もっと詳しく知りたい方へ
レビュー書くにあたっての関連情報など折りたたんで載せてますので、興味ある方はどうぞ
色合いは輝きのあるルビー。サクランボ、イチゴなどの赤い果実の香りと、スミレ、ブラックベリー、プラムの華やかな果実の香りも感じられます。口中は、心地よい酸と柔らかいタンニンがバランスよく調和し、樽育成由来のヴァニラ香が余韻に複雑さを与えています。(2019年4月)より詳しい情報はこちらから シャトー・メルシャン
●相性のいいお料理:みりんやしょうゆを使った家庭料理(地鶏の照り焼きや豚肉の生姜焼きなど)
【以下メモ】
Nose: Sour cherry, dry plum, cassis, vanilla, hint of cyder
Palate: dark cherry, plum, black tea, hint of sweet sugar flavor like Uiro or apricot and floral(violet, sakura) and woody(cyder) aroma. Slightly chalky texture in the end.
Body: medium body
Acidity: medium-high
Finish: long
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.037
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