Wynns/Cabernet Shiraz Merlot/2016/レビューNo.111

赤ワイン

インドネシア空港で購入した豪州クナワラのお酒
前回はshirazでしたが、今回はブレンドです(笑)

では詳しくレビューしていきます。

ウィンズ/カベルネシラーズメルロー/2016/ポイント

「上品な濃厚ベリーとキュッと口を締める渋みが癖になる口当たり」
値段 約2400円(300.000IDR) | Tasting day : 2022/03/14
  1. 個人的な印象
    オーストラリアらしい力強さのあるブレンド。繊細に作り上げた複雑なワインというよりかは、足し算による暴力的な濃厚さを上品にまとめた印象。
  2. 特徴的香り/味わいは?
    フルーツ(カシス、ブラックベリー、チェリー、プラム)
    その他(下草、杉、スミレ、ベーコン、土)
  3. どんな人にオススメ?
    新世界の濃厚でフルーティーなワインが好きな人
旅ガラス
旅ガラス

インドネシアの免税店で購入。ヨーロッパワインと大御所のオーストラリアワインが並ぶなかマイナーなクナワラのワイン。コスパよくて美味しいのになーと思いながら買いましたw

ワイン情報

【ラベルから読み取れる情報】

アルコール:13.6%
生産者:Whyns
生産地:サウスオーストラリア州のクナワラ

ラベル記載

Wynns Coonawarra Estate was founded by pioneer John Riddoch who planted vineyards in 1891, recognizing the potential of the rich, red Terra Rossa soil Coonawarra`s cool southerly climate. The Estate`s famous triple-gabled winery was completed in 1896 and purchased by the Wynn family in 1951.

“An inviting nose of bright red berries and black olive combines  with subtle earthy spice notes. Cassis, plush dark fruit and gentle spice fill the palate and the fine grained Coonawarra tannins supply seamless length to this classic Wynns blend.

訳:Wynns Coonawarra Estateは、1891年にブドウ園を植えたパイオニアのJohn Riddochによって設立されました。これは、豊かな赤いテラロッサ土壌のCoonawarraの涼しい南の気候のポテンシャルを認識したものです。建物は有名な三重の切妻、1896年に完成し、1951年にウィン家によって購入されました。

鮮やかな赤いベリーとブラックオリーブの魅力的なノーズは、繊細な土のスパイスの香りと組み合わさっています。カシス、豪華なダークフルーツ、優しいスパイスが味わいを満たし、きめの細かいクナワラ由来のタンニンがこのクラシックなワインに途切れない長い余韻をもたらします。

2022年現在は、Marbecも混入された4品種ブレンドを扱ってるようですね。

Wynnsは種類が沢山あるので、他も色々と試してみたくなります。

詳しくは下記HPをご覧ください

Lindeman’s Wines | Bin Series | Bin 40 Merlot | Lindeman's

おつまみ

☆試したおつまみ
日本国内隔離飯(8/10点)
  1. ご飯
  2. エビピラフ
  3. 焼きおにぎり
  4. 牛肉ときのこのおろしだれ
  5. サワラの南蛮焼き
  6. 根菜ときのこの生姜煮
  7. ニラ饅頭
  8. ブイヨン煮野菜
  9. 大福
の入ったお弁当。太字表示してるのが特に相性よかったです。
【エビピラフ】
上品なピラフに濃厚のベリーソースが加わった印象です。
意外とピラフがワインに負けず、ピラフの旨味とワインが上手に混ざりました。特にワインの余韻が長いので、次のピラフの一口にも味わいが残るのが素敵でした。
【牛肉ときのこのおろしだれ】
これは語るまでもない所ですが、今回のワインやきのこや牛肉とよく合います。
土っぽさや旨味、牛肉の脂。おろしだれなのであっさり仕上がってるんですが、微妙な苦みがクナワラ由来の土っぽいタンニンともマッチします。王道の組み合わせでした。
【ニラ饅頭】
ニラの青臭さ勝つかな?とドキドキの組み合わせでしたが、普通に美味しかったです。
ほんのり下草やシダ、杉っぽいニュアンスがこのワインにあるので、そこと上手にマッチした印象ですね。ニラが加わることでワインの味が広がりつつ、フルーティーな甘みがより感じられるようになりました。饅頭も下味ついてますが、ワイン飲むことでスパイスが追加されたような味が楽しめます。

まとめ

上品と濃厚を兼ね備えたワインだと思います。ブレンドだけあって複雑かつまろやかに仕上がってますし、長い余韻が素晴らしい。

好みは◎、コスパは〇、ワインのユニーク度は〇。

☆このワインと相性良さそうなおつまみ
ごぼうたっぷりの豚汁、春菊と牛肉のすき焼き煮込みなど
ワインで遊び、呑んで学ぶ♪
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.111

コメント