都農ワイン/シャルドネ#5/2020/レビューNo.101

白ワイン

「飲んだ人の生の意見が聞きたい!」
「日本の美味しいシャルドネが飲みたい」

以前プチワイン会で美味しい美味しいとみんなで飲んだシャルドネ。テイスティング用に瓶詰して確保していた分を飲みました。日本産とは思えないクオリティでした。

では詳しくレビューしていきます。

都農ワイン/シャルドネ#5/2020/ポイント

「バランスがしっかりとれたシャルドネ」
値段 約3000円 | Tasting day : 2021/12/18
  1. 個人的な印象
    ミネラル感と旨味がしっかり出たシャルドネ
  2. 特徴的香り/味わいは?
    フルーツ(レモン、洋梨)
    その他(スイカズラ、潮風、石灰、イースト)
  3. どんな人にオススメ?
    ミネラル感や旨味の出た白ワインが好きな人
旅ガラス
旅ガラス

ワイナリーに直接行って購入。Zoomイベント後の打ち上げに混ぜてもらったときにシャルドネも幾つか試飲。これがお手頃かつバランス取れてるイメージです。

Zoomイベント中にアナログで撮影の様子もみるという面白い経験してきました。なかなか素敵なワイナリーなのでオススメです。シャルドネもレベルも高く、何度か日本一にも輝いてる実力派です。

賞を取ってるのはunfiltered#6の無濾過シャルドネ、より旨味や雑味が強く出るんですが果実味が少し減る印象です。#5はバランス型、お料理に合わせやすいです。

ワイン情報

【ラベルから読み取れる情報】

アルコール:11%
飲み頃温度:10-15℃
タイプ:白・辛口
生産者:都農ワイン
生産地:日本、宮崎県

牧内台地に広がる私たちのブドウ園は、海の見える丘の上にあり、背後には尾鈴山が聳え立ちます。その牧内農園の尾ノ下エリア、シャルドネ5区のみのシャルドネで醸造しました。この園は、黒ボク土に粘土が混ざる土壌で、ゆるやかな南傾斜。果実味が豊かなのが特徴です。良質な果汁を樽発酵、樽熟成させました。その間、マロラクティック発酵、シュール・リーを行いました。心地よい樽香とシャルドネ自身が持つ果実味、旨味、ミネラル感がバランス良く楽しめます。

旅ガラスのテイスティングレビュー詳細

色合い

澄んだ輝きのあるレモンイエロー、少しグリーンのタッチが強めのシャルドネで、若々しさを感じます。(並々注いでしまうのは酒飲みの性ですね、だいたい少なくなってから撮影する予定が空っぽになってますw)

香り

洋梨とスイカズラ、そして潮風のような香りがします。

そこから深く吸い込むとリンゴ、レモン、ほんのり白桃とパイナップル、ミネラル系の石灰や花火のような香りもします。ほんのりマロラクティック発酵由来のイースト香や樽由来?っぽい白檀やお香のような珍しい香りもします。

味わい

口に含んだ印象は甲州に近いです。ミネラル感と旨味、シュール・リー製法だとこういう感じに仕上がるんだろうなーという独特な口当たりです。ただし、イーストというかパンの香りは控えめ。

シャルドネにしてはドライでコンパクトな印象。

総括

ちょっと冷やしすぎで飲んでしまいました(;’∀’)

華やかさが控えめ、ミネラリーな印象です。ワイナリーで飲んだときはもう少しふくよかなで果実味と樽香がバランスよく楽しめる印象だったので、温度少し高めで飲んでください。まぁそれでも美味しいっちゃ美味しいんですが(笑)

おつまみ

☆試したおつまみ
タケノコとブロッコリーとトマトの卵チーズ閉じ パセリ添え(5/10点)

余り物で作ったおつまみ。味付けは塩コショウとドライバジル。わりかしプレーンな味わいでした。

今回のシャルドネと合わせるにはやや物足りない。思ったよりイタリアンパセリの香りやチーズのコクと合わさりませんでした。

あとは野菜がわりかし単調。ブロッコリーの芯とタケノコは食感が似てますし、トマトの旨味やタケノコの癖を生かせず。特別どの要素ともマッチせず、拒絶反応も起こさずでした。

これは料理の方を要改善すべき、なんで今回は5点です。まぁこんな日もあります。

まとめ

ミネラル感と塩味を楽しめるワインだと思います。系統だと昔ながらのシャブリに近いスタイルだと思います。

好みは〇、コスパは△、ワインのユニーク度は△。

☆このワインと相性良さそうなおつまみ
秋刀魚の塩焼き、豚のしゃぶしゃぶなど
ワインで遊び、呑んで学ぶ♪
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.101

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