セラードアとレストランでしかワインが飲めない小規模ブランド by 旅ガラス
グレンエリン@ランスフィールド-Glen Erin at Lancefield-
- 左上:内装 広めな店内、テイスティング場所はレストラン前のロビーです
- 右上:レストランの様子、なかなかお高そうな雰囲気です
- 左下:結婚式なども行っているようです
- 右下:ワインラベル グリーンなラベルです
- 1993年創業、週末と祝日のみオープンするセラードア
- 会議室貸出、宿泊施設とレストランが併設されています
- ワイン造りは委託、各地で葡萄を購入しここでしか飲めないことでブランド力を上げている
URL : https://glenerin.com.au/
会議室貸出や宿泊施設をメインビジネスにしてるワイナリー。ワインも委託なので、単純にセラードアが併設されたレストランになります。
テイスティング -Tasting-
今回テイスティングしたのは8種類
- Sparkling Hunter Valley NV
- Sauvignon Blanc Marlborough 2015
- Pinot Gris King Valley 2015
- Chardonnay South Australia 2016
- Moscat Northern Victoria 2015
- Pinot Noir South Australia 2015
- Cabernet Sauvignon Central Range of NSW 2012
- Shiraz Central Range of NSW 2012
:旅ガラスのお気に入り
Pinot Gris King Valley 2015
アップル、パッションフルーツ、洋梨。少しだけ青草のような香りがする。サッパリしていてほのかな甘さがある。
全体的にそこまで美味しいと感動できるワインはなかったものの、食事に合いそうな飲みやすいワインが多い印象でした。ちなみにマセドンレンジにある割にはマセドンレンジのワインが置いてないため、セラードアではあるけれどマセドンレンジにカウントしてよいか微妙w
【ワイナリー訪問時の感想】ワイン造りはついでの印象
ワインをビジネスの一部と捉えてる印象
各地の葡萄や葡萄園を購入して自社ブランドとして売る。
オーストラリアだとけっこうよくある方法で、各地の良い葡萄をそろえてワインを作ることで良いとこ取りする戦法。
このセラードアはそれをもう一歩進めた印象があります。ワインをサブ武器として捉え、メインは宿泊施設やレストランでビジネスを展開してるように感じます。
これにはワイン愛好家として賛否両論あるかと思うのですが、個人的には上手なビジネス経営だなと思います。
まぁ、訪問する身としてはなんか色々物足りないんですが。
その土地の強みとかそういうのが出たワインって魅力的だったりするんですが、各地の美味しいワインをそろえるだけなら少し大きな町のレストラン行けばソムリエさんが厳選してくれるわけで、そんなに必要性が感じないのです(笑)
まぁ、もちろんここでしか飲めない、というのをウリにしているので大ヒットすればその限りではないですが。個人的には普通のおいしさのワインでした。
総合評価
ワイナリー行くべき度55%です。
(70%が合格点)
ビジネスとしては面白いのですが、ワイナリーらしさが弱いので大幅減点です。ワインは普通、雰囲気は良いですが接客はイマイチでした。多分レストランと兼業スタッフかと思われます。
ワイナリー訪問数 149軒目 / テイスティング数@ワイナリー 累計1066
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