見た目は果物直売所、でもワインに関しては熱いんです by 旅ガラス
基本情報 ギャラガーワインズ-Gallagher Wines-
- 入賞したワインのトロフィーなど。見た目平屋引き戸の倉庫ですが、腕には自信ありです。
- ラムネ。オリーブオイルにつけられたチーズでとても美味しい。
- 1995年創業、1998年より操業開始した夫婦二人の小規模ワイナリー
- 超実力派でワインコンサルも10以上の顧客を兼業
- でもセラードアの雰囲気は果物直売所w
URL : https://gallagherwines.com.au/
【ワイナリーの強み】ワインとチーズの味には妥協なし
ワインメーカーのGreg氏は数々のトロフィー獲得者、そして奥さんのLiddy氏はチーズの探究者。その二人が織りなすワインとチーズのハーモニーを楽しめます
Greg氏の受賞歴抜粋
- “LA Time Best Cabernet” trophy
- “Best International Red Wine”
- “Best Rhone & Rhone style wine” (Decanter)
- “Best Sparkling Wine” in Brisbane, Perth & Adelaide
もうこれだけあるとトロフィーもらっても嬉しくないんじゃないでしょうか?(笑)ちなみにこれは一部みたいです。
で、最近で最も派手な受賞歴は何かというと、
2017 Riesling トロフィー4つ獲得
他の人に一つくらい分けてあげなよ。ぶっちゃけトロフィー一個でも集客効果高いっていうのにね(笑)
ちなみにメダルが沢山獲得してるワイナリーもありますが、トロフィーこれだけ持ってるのはかなり珍しいです。コンサルの依頼が多数来るのもわかるというものです。
テイスティング -Tasting-
今回テイスティングしたのは6種類
- Sparkling (Pinot Noir & Chardonnay) 2012
- Riesling 2016
- Sauvignon Blanc 2016
- Chardonnay 2017
- Merlot 2015
- Shiraz 2015
:旅ガラスのお気に入り
ぶっちゃけここのワインはそこまで印象が強くないです。
メモ書き見る限り、Sauvignon Blanc 2016が高評価。ニュージーランドの影響かフルボディに作られたり、香りを強調するオーストラリアのソーヴィニヨンブランなのですが、ここのは比較的マイルド。フルーティーな要素が強いなかでほんのりハーブのセイヴォリーな要素が絡んでます。
えっリースリング?
全然前知識なく飲んでみましたが普通(笑)キャンベラのリースリングはレベル高いし、個人的には他の所のが好みでした。飲んだのは2016年ヴィンテージなのですが、2017年が絶賛されるほどの実力は感じなかったです。
【ワイナリー訪問の感想】隠れた名店感の漂う小さなセラードア
見た目は美味しいワイン作ってなさそうな場所
・・・でもアベレージ取ったら建物もそこそこ信憑性あると思います(笑)
それは別として
本当に果物の直売所のような平屋に引き戸、土間の建物内でのテイスティング。
よく見るのは煌びやかで飲食店のようだったり、ワイナリーの工場っぽいなかだったり、はたまた倉庫だったり、歴史を感じる建物やセラーの中でのテイスティングが一般的。ときどき一軒家とかもあるけれど、飾り気のないのはとても珍しいです。
一角には実力派だと知らしめるような入賞ワインの数々。これがまたギャップになってます(笑)
テイスティングも適当なテーブルの上にグラス載せて、なのにおばちゃんの説明はしっかりしてるし目がプロです。そして一緒に出されるチーズの相性も抜群
味だけなら高級ホテルとかでも通じるだろうなぁ、直売所だけどw
なにが言いたいかというと
セラードアがしょぼいw
そこが良いギャップになっている、のですが同時に摩訶不思議な雰囲気も醸し出しています。
総合評価
ワイナリー行くべき度75%です。
(70%が合格点)
ワイナリーっぽい雰囲気が味わいたい人には向きません。が美味しいワインとチーズをローカルと話しながら食べるには向いてます。ワイン好きはぜひトライしてみてください。
ワイナリー訪問数 59軒目 / ワイナリーテイスティング数 累計418
コメント