ラザーグレンでは新しいワイナリー by 旅ガラス
サイオンヴィンヤード-Scion Vineyard-
- 看板 使い込まれた感がありますw
- 外観 アルミ製の建物が独特、光り輝いてます
- 内装 黒板にびっしりと書かれたワインクラブ勧誘のメッセージ。
- テイスティングの様子 雰囲気は抜群に良くて高級バーみたいな感じがあります
- 2002年に作られた、ラザーグレンでは新興ワイナリー
- すでに三つのトロフィーを持ち、着実に実績を積み重ねています
- フレンチスタイルのデュリフが楽しめます
URL : https://www.scionvineyard.com/
建物も新しく、セラードアもおしゃれでカッコいい。
テイスティングは有料ですが、プロっぽい装いで説明してくれます。こういうところも雰囲気造りという意味で〇
また、環境に優しいエネルギーを使おうとセラードアの電気はソーラーパワーで補ってるとのこと。今後は葡萄畑もできる限り化学肥料などを減らしてオーガニック路線にする可能性もあり。
新しいワイナリーだけあって、味や品種も他のワイナリーとだいぶ違います。ラザーグレンではフレンチスタイルのSyrahはほとんどないし、Durif Viognierのブレンドも少ないです。クラシックなオーストラリアのスタイルからだいぶ離れている印象です。
既存の常識にとらわれず、自由にワイン造り。基本的にそういう考え方は好きなんですが、田舎の温かさみたいなものを求めてるのに高級ホテルっぽい感じの雰囲気にビックリします(笑)
個人的にはクラシックのラザーグレンが好きだったりするのですが、新しく参入する身からしたら個性としてよいのかもしれません。
テイスティング -Tasting-
今回テイスティングしたのは8種類
- Moscato 2016
- Rose Durif 2017
- Viognier 2016
- Syrah 2016
- Durif Viognier 2015
- Durif 2014
- After Dark (Durif fortified)
- Muscat 2017
:旅ガラスのお気に入り
:レア品種
Rose Durif 2017
ほんのりストロベリーとラズベリーの甘酸っぱい香り、しかし味わいはドライでセイヴォリー。オーストラリアではあまりデュリフをロゼを見かけないので珍しいと思います。味は可もなく不可もなく
Durif Viognier 2015
デュリフとヴィオニエのブレンド。シラーズとのブレンドはちょこちょこ見かけますが、やはり珍しい組み合わせ。
After Dark
凄く酸があって甘いデュリフ。フレンチスタイルはこんならしい。ほんとかよw
ビターチョコレートと合わせるとチョコレートの味を更に引き出して得も言われぬハーモニーです。なかなかパンチのあるやつ。
【ワイナリー訪問時の感想】押しつけ接客は良くない!
お話ではなく演説を聞かされるワイナリーでした
まぁそれもあったかもしれません(笑)
高級ホテルバーの雰囲気は内装だけでした。本当に接客は残念。しかもラザーグレンにおいてほぼ唯一の有料テイスティングでこの接客はびっくりです。
ワインの事を説明してくれる所まではいいのです。ただし反論しようものなら全力で否定されました。
けっこうアルアルなんですが、テイスティングノートに書かれたことがピンとこなくて、これってこういう味もするけど違う?みたいな聞き方したんです。もちろん素人なので頓珍漢な質問したかもなんですが、
いいえ、違うわ。ブラブラブラ
もうね、早口だし超真向から否定してくるわで「客はこうあるべき」みたいなものがあるような接客でした。ホント私は感じないわね、とかもしかしたらそう感じるかもね、と言うのが正解だと思うんですがどうでしょう。
というか有料でお金払ってるから最後までいたけど、正直すぐ出てきたかったです(笑)
ホント接客は人に寄るのでワイナリー全体の問題ではないと思うのですが、かなり残念なポイントでした。
総合評価
ワイナリー行くべき度30%です。
(70%が合格点)
ワイン自体は普通だったと思うのですが接客ですべて台無しに。。記事書いてたらどんどん行く気が失せたワイナリーでしたw
ワイナリー訪問数 120軒目 / ワイナリーテイスティング数 累計865
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