Imperio/GranReserva/Tempranillo/2010/レビューno.10

赤ワイン

インペリオ/グランレゼルヴァ/テンプラニーリョ/2010/レビュー

蜂蜜のように甘くスパイシー、ほろ苦いチョコレートの余韻のテンプラニーリョ
甘さ控えめのストロベリーデザートに合う赤ワイン | 値段 1070円 | コスパ評価 9/10
  1. フルーツ(ストロベリー、ブルーベリー、プラム)
  2. スパイス(バニラ、シナモン、ナツメグ)
  3. その他(バラ、スミレ、ハニー、ジャム、チョーク)

Imperio/GranReserva/Tempranillo/2010(インペリオグランレゼルヴァテンプラニーリョ)
生産者:Navarro López(ナバロロペス社)
生産地:Valdepeñas(ヴァルデペーニャス)

スペイン産のテンプラニーリョ、と言えばRioja(リオハ)地方などフランスの国境付近が出てくるけれど、ヴァルデペーニャスはマドリードの真南に当たります。

10年熟成を経て味はかなり滑らかでまろやか、バランスが良い。甘いスパイスが主体、上品なベリー系の香りで始まりダークチョコレートが最後に混じります。コスパ的にはかなり優秀だと思います。

旅ガラス

ビッグカメラで買いました。インポーターさんのHPでは2009年ヴィンテージしか買えないので、ビッグカメラの通販か支店に行く必要がありそうです。ちなみに2010年の方が安いです。

☆こんな味わいや香りを感じた人もいます。
ブラックベリー、ラズベリー、チェリー、クローブ、タバコなど
☆試したおつまみレシピ
麻婆豆腐(8/10点)、麻婆グラタン(5/10点)
↑クリックするとレシピ記事に飛びます
やはりそこそこ重さのある赤に麻婆豆腐は合います!
☆このワインと相性良さそうなおつまみ
ストロベリー系のスイーツ(スイーツに複雑さが出ます)、熟成系の生ハム、すき焼きなど

もっと詳しく知りたい方へ

レビュー書くにあたっての関連情報など折りたたんで載せてますので、興味ある方はどうぞ

Danielle says
Imperio are fanastic value wines from Valdepenas in Spain made by respected producer Bodegas Navarro Lopez. Using exclusively Tempranillo grapes, the wines deliver a fully mature style as they have seen significant time in old oak barrels. If these wines were from Rioja you’d expect to pay much more!
A wine with lots of flavour going on. Really enticing nose of spicy black pepper, nutmeg and clove mixed with fruity vanilla, cranberry and raspberry. Elegant red berry fruit flavours, smoky cedar spice and a toasty coffee finish. At its best with hearty casseroles or stews
ーgoogle翻訳+ちょい手直しー
ダニエルさんのコメント
インペリオは、評判の高い生産者であるナバロロペス社によってスペインのヴァルデペーニャスで作られた素晴らしいコスパワインです。テンプラニーリョのブドウのみを使用し、古いオーク樽で時間をかけてできたワインは、完全に成熟したスタイルを提供します。もしこれがリオハ産のワインである場合、さらに多くの費用がかかると予想されます。
風味たっぷりのワイン。スパイシーなブラックペッパー、ナツメグ、クローブのフルーティーなバニラ、クランベリー、ラズベリーを混ぜ合わせた本当に魅力的なノーズ。エレガントな赤いベリーフルーツのフレーバー、スモーキーシーダースパイス、トーストしたコーヒーフィニッシュ。ボリュームのあるキャセロールまたはシチューで最高の状態で
旅ガラスが採用したポイント
ブルーベリークランベリーやラズベリーがヒントになりました。チェリーっぽさもあるけどスッキリ来ない、ということで見つけた表現がブルーベリー。多分チェリーやラズベリーでも間違ってないですが、今回はブルーベリーを採用。
(引用:https://www.ampswinemerchants.co.uk/Store/Product.asp?id=3790&title=Imperio-Gran-Reserva-Navarro-Lopez-2010)
チェリー?っぽい気品のある味わいにストロベリー、スウィートスパイス、最後はダークチョコレートで締める。ほんのりチョーク系の後味があるものの、典型的なスペイン産のテンプラニーリョ
【以下メモ】
Fruits: cherry, strawberry, plum
Others: vanilla, cinnamon, dark chocolate, honey, tabaco, jam, chalky
Body: full body
Acidity: medium
Finish: medium
五年の長期熟成を経て出荷。ジャムのような甘い香りの中にタル由来のバニラ、スパイスの香り。深みのある、上品で滑らかな口当たりが特徴のワインです。
フルボディ、飲み頃:16-18℃、料理:肉料理、生ハム、チーズ
旅ガラスの所見
5年前に輸入して売れずに眠ってたのをインポーターが大手量販店に売った蔵出しワインと思われます。おかげでコスパ良く飲めるのは感謝!ただし、ラベル裏の記載情報はあまり当てにしない方向で行きます
土壌は石灰分が多く、通気性が良い粘土質の赤黄色。有機物が少なく、痩せているためワイン造りに最適。年間の降水量は200~400リットルと少なく、年間の日照時間は2500時間と一年のうち300日は晴れ。年間の気温差は40度からマイナス10度まであり、平均気温は16度です。これらの気候条件はぶどうをより良く成熟させ、色が濃く、しっかりとしたボディと香りのあるワインを生み出します。
(https://sake.biccamera.com/bs/item/3385451/より引用)
旅ガラス所見
標高は1000mを超える畑もあるらしく、それであればこの寒暖差も納得ができます。また、チョーク系の味わいが出るのは一般的に粘土や石灰系の土壌系。ちょっぴり変則的な口当たりだったのも納得です
参考および引用させていただいたのはの以下のHPになります。
ワインで遊び、呑んで学ぶ♪
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.010

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