Granite Hills/Macedon Ranges/ワイナリー訪問No.132

気さくなおっちゃんがオーナーの実力派ワイナリー　by 旅ガラス

グラナイトヒルズ-Granite Hills-

1. 内装　こじんまりとしたバー中身
2. 気さくなオーナーおっちゃんと2ショット

Winemakers: Llew Knight (owner), Christian James

古いワイナリーではありますが、まだまだ世代交代したときから試行錯誤でワインを作っているらしく、色々苦労をしてきたそうです。接客も担当しているので、興味あるかたは直接ワインメーカーから色々な話を聞くチャンスです。

葡萄園情報-Vineyard info-

標高550m / 面積11.5ha / 生産量約5000ダース

名前の通り花崗岩地質の丘にブドウ園があります。北傾斜（南が高く北が低い）立地のため、南半球にあるオーストラリアではもっとも日射量を確保しやすい構成です。

生産者や土地によって意見が分かれますが、一般的に北向き斜面のメリットは日射量が最も多いことです。葡萄が良く育ち、また涼しくなってきても生育が進むので完熟させてから収穫ができます。これが暑すぎたり日射量が多い土地だとまた別の意見が出たりするので、あくまで一般論です。

テイスティング -Tasting-

今回テイスティングしたのは6種類

　　：旅ガラスのお気に入り

Chardonnay 2014
冷涼地ならではの切味とミネラル感の出た味わい。ほんのりバターなどのデイリーなニュアンスとピーチが良い具合にバランスを取っている。冷涼地の王道スタイルなシャルドネ。

Shiraz 2012
スパイシーな香り。クリーミー、ホワイトペッパー、ブラックチェリー。カカオとバニラが合わさったような心地の良い後味。若干シラー寄りのやさしさのある味わいでした。

【ワイナリー訪問時の感想】おっちゃんがチャーミング

テイスティングはワインメーカー兼オーナーのLlewさんが担当してくれました。

ワイン造りの詳細なども教えてもらえて勉強になります。分厚い本2-3kgありそうなワインバイブルも紹介していただきました。さすがに重くて買ってないですがｗ

HPにはインターナショナルな品種が得意みたいです。樽の管理もかなり自信があり、実際お話しても詳しいことはよくわかりました（当時は全然話についていけなかったｗ）

雇われの上っ面な接客ではなく、皮肉も混ぜながら憎めない説明をするおっちゃん。自信の裏付けだなぁと思いつつワイン談義をしてました。
やれ、ここのリースリングは美味い、あそこはコマーシャルだから行く必要がないなど(笑)こういうのは業界人の方が詳しいのでホント助かりました。

今回はワインを沢山持ってたので未購入。次回は買いたいなーと思う旅ガラスでした。

総合評価