Lyons Will Estate/Macedon Ranges/ワイナリー訪問No.133

マセドンレンジ

ワイン大好きなカップルがワイン造りに挑戦中 by 旅ガラス

リオンズウィルエステート-Lyons Will Estate-

  1. 内装 イタリアの故郷の町のバーが好きでそれ風に、セラーにもなっている。
  2. 葡萄畑 写真撮ってくれるということで撮ってもらうことに。ロン毛がぐしゃぐしゃw
  3. ラベルデザイン シンプルです。
  4. 日に焼けて健康的な肌のお姉さんと2ショット

  • 2014年に葡萄園を購入、ワイン大好きなカップルが再スタートしたワイナリー
  • それぞれが好きな品種を別々に葡萄の世話からワイン造りまで行う
    URL : http://www.lyonswillestate.com.au/

ワイン大好きな素人がワイン造りに挑戦

このワイナリーは特にワインのバックグラウンドのないワイン好きのカップルが始めたワイナリーです。なかなかユニークな経歴をしているのでそれぞれかいつまんでご紹介します。

Oliver Rapson
高卒でイギリスに飛び出しデジタル広告の仕事に就く。当時17歳で飛び出せるんだからすごいもんです。

10年間海外で過ごした後、メルボルンに移住。レナータと出会い、感動的なワイン「96 Moss Wood Chardonnay」を飲んでからワインの虜になりました。仕事をしながら葡萄栽培のナイトコースに通い、葡萄園を持つ夢を掲げて2013年に達成。

現在は友人よりワイン造りを学び、ChardonnayとPinot Noirの栽培とワイン造りを担当している。

Renata Morello
イタリアと英国の血を引くオーストラリア移民の家系生まれ。家は裕福、父親がワインコレクターで定期的に極上のワインを飲める環境で育つ。

元の本職は理学療法士、休みには定期的に祖父母などに会いにイタリアを訪れており、トリノで見たバーにインスピレーションを受けて将来似たようなワインバーを持ちたいと夢を持つようになる。現在の立場はその夢の途中である模様。

ワインの担当はRieslingとGamay。ボジョレーとブルゴーニョに影響を受けているそう。話した印象では、まだまだワイン造りは勉強中で頑張らないと、と前向きでした。

テイスティング -Tasting-

今回テイスティングしたのは3種類

  • Riesling 2017
  • Chardonnay 2015
  • Pinot Noir 2015

(当時Gamayはまだできてませんでした。。)

全体的にまだまだ伸びしろがありそうなワインでした。

Chardonnay 2015
バニラ、ピーチ、カカオ。苦みは少ないけれど、若干オークが強く出過ぎてる印象でした。ふーむ、悪くはないけどバランスが物足りない気がする。

まだまだ発展途上というのが全体に感じられます。

【ワイナリー訪問時の感想】将来が楽しみなワイナリー

旅ガラス
旅ガラス

素人が作るというのが新鮮で面白い

Roseちゃん
Roseちゃん

確かにビールとかサイダーは聞きますが、ワインは珍しいですね

まぁヤラバレーのセラードアで働いてた少年は友達と作ってたみたいですがw

実際の所、ほとんどのワインメーカーってちゃんと大学や実家で勉強してるケースが多いように感じます。もちろん300軒も周ればドロップアウト後にトライするなどは聞きますが、だいたい葡萄造りだけでワイン造りは委託してるところがほとんど。

だって、手が回らないから。

そういう意味でまだ若くしてワインビジネスに舵を切った彼らはすごいなと思うわけです。旅ガラスもワイン造りに興味ありますが、葡萄園の管理と両立するにはやっぱりどこかで下積みがいるんじゃないかなぁと思います。

ちなみに探すとバイトみたいな求人も出てるんですが、年収200万くらい。ただし一軒家無料とか。これ、ちょっと贅沢したらいつまでたってもお金たまらない&他の転職が難しい気がするのでなかなかリスキーです。農学部とかならまた違うんでしょうけどw

とにもかくにも、まだまだ伸びしろが沢山ありそうなので応援してあげたいワイナリーの一つです。

総合評価

ワイナリー行くべき度50%です。
(70%が合格点)

要予約はネック、旅ガラスは電話して1時間後訪問でなんとかなりましたがw接客は丁寧ですし、色々教えてくれて〇。ワインはまだまだ値段に見合う味に追いついてない気がするので今後に期待です(2020年にHPチェックしたら、sold outとかなってるワインあるので十分期待できるかもですがw)

呑んで学べ!宅飲みワイン研所所長の酔遊記!
ワイナリー訪問数 133軒目 / テイスティング数@ワイナリー 累計964

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