京橋ワインセット/Alain Thomas Brut/レビューNo.102

スパークリング

「飲んだ人の生の意見が聞きたい!」
「お手頃で美味しいスパークリングが飲みたい」
「京橋ワインのワインセットって美味しいの?」

京橋ワインの第28弾、ベストワインミックスセットの一本。ほぼほぼブラインドでトライしてみました。これがフランス産、全然わかりませんでした。

では詳しくレビューしていきます。

アラン・トーマス/アイレン/NV/ポイント

「お手頃か価格のスパークリング」
値段 約900円 | Tasting day : 2021/12/23
  1. 個人的な印象
    飲みやすさが際立ったスパークリング。
  2. 特徴的香り/味わいは?
    フルーツ(青りんご、グレープフルーツ)
    その他(アカシア、鉱石)
  3. どんな人にオススメ?
    フルーティーで炭酸が強すぎないスパークリングが好きな人
旅ガラス
旅ガラス

京橋ワインベストワインセットのうちの一本。一本辺り900円弱の計算ですが、1000円でもコスパ良いワインだと思います

コスパの良いスパークリングです。単品販売はしてないので正確なコストが分からないですが、かなり安いのかなぁと推測。クレマンじゃないので瓶内二次発酵でもトランスファー方式なのかな?情報があまりネットに落ちてない謎のワインです(笑)

葡萄もアイレン、スペインで生産量一番のワインで割と乾燥地帯でも育つ強い品種の印象。フランスでも育てているかもしれませんが、そうすると地中海気候の南側かな?

もしくは地名書かない辺りスペインから葡萄を買い付けてワイン造りをフランスで行ってるパターンかもしれません。OKなんだっけ?覚えてません。

ワイン情報

【ラベルから読み取れる情報】

アルコール:11%
タイプ:スパークリングワイン Vin Mousseux Gazeifie Brut
原産国:フランス
生産地:ワインキュレーション株式会社

以下京橋ワインの販売ページの説明文

サムシング・ブルーを思い起こさせる鮮やかなブルーラベル!上品でエレガントなヴァン・ムスー!

光沢ある淡いゴールドの色調に果実味が豊かで甘く綺麗な花のフレーバー。すっきりとした口当たりながら、繊細な酸味のあるスパークリングワイン。

引用元:楽天市場 京橋ワインストアの商品ページ

旅ガラスのテイスティングレビュー詳細

外観・色合い

炭酸はしっかり泡立つ。泡の細かさから瓶内二次発酵と予測。

色は澄んだ輝きのあるレモンイエロー、グリーンとほんのりピンクのタッチ?オレンジの証明消してみたけど分からないですが、おそらくブラン・ド・ノワールはなさそうです。

香り

青と赤りんごの中間くらい。レモン、グレープフルーツ

割としっかりフルーティーな香りが出てます。少しだけ瓶内二次発酵特有のブリオッシュやトースト系の香りも出ててカヴァに近い印象。シャンパンだとより香ばしくなる+リンゴが控えめな気がします。

味わい

口に含んだ印象は、やや泡が柔らかい印象。弾けるというより包み込むような感じですね。非常に良質な泡、カヴァと言われても納得できるレベルです。アルコールは割と低めで11-12%程度と推測。

総括

瓶内二次発酵、スペインのカヴァかなーと推測。クレマンとかの可能性もあるけれど、その割には泡が柔らかい気がします。一晩で一本開けれるくらい飲みやすいです。

実際フランス産だったわけですが、葡萄がアイレン。カヴァの原材料としてもメジャーではないけれど、スペインで一番生産量のある葡萄なのでまぁ良しとしましょう(笑)

おつまみ

☆試したおつまみ
アジのたたき(6/10点)、かつおのたたき(9/10点)、カキの水炊き鍋(8/10点)
総括すると、ポン酢との相性抜群でした。
今回の食べ物は全てポン酢で頂いたのですが、スパークリングのフレッシュな酸とポン酢の酸味が見事にマッチ、奥行きのある酸味を楽しめました。
また、魚の生臭さや野菜の香りはワインの泡で上手に包み込み、カキの旨味やカツオの焙った炭の香りなどがワインのイースト香のコラボ。ほんのり花のニュアンスがあるのも、繊細な旨味や香りを引き出す引き立て役になってくれました。

特にカツオのたたき、スパークリングにこんなに合うとは知りませんでした。これは是非是非皆さん試して頂きたい。今回葡萄がアイレン100%なのでブラン・ド・ブランでしたが、炭焼きの香りがするので多少渋みが出るブラン・ド・ノワールでも美味しく楽しめると思います。

まとめ

コスパ良く楽しめる優しい泡のスパークリングワインだと思います。

好みは〇、コスパは◎、ワインのユニーク度は〇。

☆このワインと相性良さそうなおつまみ
カツオのたたき、鶏皮ポン酢、キムチなど
ワインで遊び、呑んで学ぶ♪
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.102

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