「飲んだ人の生の意見が聞きたい!」
「ライチが好き、ライチの味がするワインを飲んでみたい」
「いつもと違ったタイプのワインに挑戦したい」
一つでも当てはまったら是非記事を読んでみてください。
ワインの好みは人それぞれ、皆に共通するのは「美味しいワイン」が飲みたい。そんなあなたに役立つヒントをお届けしてます♪
管理人:旅ガラス
☆記事はこんな人が書いてます☆
- ワイナリー400軒訪問&試飲
- NewZealandでワイナリースタッフ勤務経験あり
- 現在は船乗りエンジニア&趣味副業でワイン会幹事
あなたと同じワイン好きの1人です。詳しくはプロフィールページへどうぞ
コノスル/ゲヴェルツトラミネール/2017/レビュー
スパイスの利いたアジア料理に合うワイン | 値段 1155円 | コスパ評価 8.5/10
- 個人の感想
「コスパの良い華やかなワイン。ライチを食べてるみたい」 - 特徴
甘く華やかな香り(バラ、オレンジブロッサム、ライチ、グレープフルーツ)、長い余韻 - こんな人にオススメ!
「甘めの香水の香りが好きな人」、「ちょっといつもと違うワインを飲んでみたい人」
Reserva Especial Valley Collection Gewurztraminer(リゼルバ エスペシャル ヴァレーコレクション ゲヴェルツトラミネール)
甘いワインしか飲めないと思う方にはぜひトライしてもらいたいワイン。
なぜならライチとグレープフルーツのフルーティな香りが心地よく、バラ系の華やかな香りが香水を思わせます。例えるなら「○○の天然水」をもっと上品にしたイメージです。
甘めな香水好きな人には、香りをクンクンするだけで幸せになれます。
酒屋さんで買いました。コノスル自体はよく見かけますが、ゲヴェルツトラミネールは大きいとこじゃないと扱ってないと思います。通販でまとめ買いするとお買い得です。
マスカット、アプリコット、エルダーフラワー、スミレなど
おつまみ
スパイシーな料理や甘酸っぱい料理と相性良いと思います。
生姜焼き、酢豚、パイナップル入りタンドリーチキンなど
美味しくこのワインを飲める妄想シチュエーション
駅前、ちょっと裏路地に入った狭ーい中華屋さん。
洒落っ気0、小汚い雰囲気で席はカウンターのみ。ドアは引き戸でガラガラ、入ると中華屋独特のスパイスと油の匂い。全然ワインを飲む雰囲気ではないのですが、何度か行きつけたおかげでワインの持ち込みの許可を頂けた。ラッキー♪
お冷ようのグラスに黄緑色のワインを入れると、中華屋の匂いを忘れさせる華やかな香りが立ち上がる。これだよこれ、すぐ中華屋の匂いに上書きされるけど、一瞬だけ別次元に移動したようなトリップ感。
目の前には酢豚定食。油とスパイスに混じってパイナップルの香りもします。口の中でよだれがじゅるり。とっても美味しそうだ。
アツアツの酢豚で口をやけどしないようにフーフーしながら一口、甘辛くて優しいお味。そしてワインを一口。
「・・・桃源郷が見える」
口に広がるのはライチ、でもライチとバラの香りがフワフワっと別次元に連れて行ってくれます。まさしく桃源郷。
次に飲むなら、このワインは上品に味わいたい。ただし料理は大衆中華を希望。中華料理をもっと美味しくする魔法のスパイスとして嗜みたいと思います。
もっと詳しく知りたい方へ
レビュー書くにあたっての関連情報など折りたたんで載せてますので、興味ある方はどうぞ
├エル・マルコ 60% ロス・ボルドス 40%
└手摘み 4/5-4/10
熟成
└ステンレススチールタンク 6か月
混成比率
└ゲヴェルツトラミネール 100%
その他
├アルコール度数:14.0%
├酸味:ph3.4
└砂糖含有量: 4.0g/L
広い範囲で火災が起き、煙の影響で生産量自体は減少
【以下メモ】
Fruits: lychee, muscat, citrus
Others: floral, rose, elder flower?,
Body: medium
Acidity: medium
Finish: long
カサブランカヴァレー:太平洋からほど近く、冷涼な気候により芳醇豊かなゲヴェルツトラミネールを生み出します。
味わい:ライチやバラのエキゾチックな香りと、スミレの甘美なアロマが印象的な爽やかな味わいのワインです。
旅ガラスの感想
エキゾチックな香り、伝わるけれど具体的になんなのっていつも思います。なので下にまとめておきました。
旅ガラスのレビューに反映した部分
オレンジの花:ほんのりオレンジっぽい香りがします。オレンジの花と言われ納得できたので採用しました。
甘酸っぱい料理:確かに酢豚とか合いそうだなぁと食べてて思いました。もちろんスパイス香る料理も相性よいと思います。
ニュアンス:甘くスパイシー、癖のある甘い香り、セクシーな香りなど
品種:ゲヴェルツトラミネール、リースリング、ヴィオニエ、シャルドネなど
具体的な香り:ライチ、アプリコット、グレープフルーツ、ジンジャー、シナモン、ナツメグ、スターアニスなど
☆赤ワインの場合
ニュアンス:熟成したフルーツ×甘いスパイス×アニマル系
品種:ほぼ全品種であり得ます。
具体的な香り:ライプチェリー、ライププラム、ライプダークベリー、シナモン、ナツメグ、スターアニス、革製品、濡れた犬など
☆補足
香水やアロマテラピーの分野では寺院などで嗅ぐお香系もエキゾチックに分類されますが、ワインでそういう香りに遭遇したことないので省略
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.005
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