Hirschvergnugen/Gruner Veltliner/2018/レビューno.33

白ワイン

ミネラル感とソフトな口当たりが混在した優しいワインby 旅ガラス

ヒルシュフェルクヌーゲン/グリュナーヴェルトリーナー/2018/レビュー

口当たりの柔らかさが魅力的
シンプルな味付け&バジルに良く合うワイン | 値段 2530円 | コスパ評価 3/10
Tasting day: 2021/2/19
  1. レモン、ホワイトフラワー、ほんのり火打石の香り
  2. 口当たりが切味豊かと思いきや柔らかく軟水のミネラルウォーターみたいな矛盾したワイン。残糖と酸のバランスが秀逸

Hirschvergnugen/Gruner Veltliner/2018(ヒルシュ フェアグニューゲン グリュナーヴェルトリーナー※現地発音だとこんな感じかと)
オーストリアのグリュナーヴェルトリーナー、かなりあっさりスタイルでした。

面白いスタイル、ミネラル感が出てる割に切れ味を上げるのではなく緩ーい口当たりが独特です。とはいえ期待していたのはもう少しアロマティックなワイン。シンプルなシトラスとほんのりフローラル、かなりシンプルな仕上がりで期待外れに。なによりコスパは悪いw

もしかしたら温度上げると香りも立つ&新酒のヴィンテージor数年寝かせる、で化ける可能性もあります。ほんとに微かにライチやライプピーチなどの甘くトロピカルよりの香りもありますが、まだまだ先の印象です。

旅ガラス
旅ガラス

ネットショップでまとめ買いしました。久々にオーストリアワイン飲みたいなって思ったのですが、基本的に2000円前後からが相場になる模様です。オーストリアワインはエノテカなどのワイン専門店行けば置いてあるので、このワインももしかすると手に入るかも?

☆こんな味わいや香りもあるかも?(あまり参考データなかったので予想も含め)
白桃、ライチ、グレープフルーツ、オレンジブロッサム、ジンジャー、アプリコットなど

おつまみ

☆試したおつまみレシピ
カプレーゼ(8/10点)、ナスと鶏肉のジェノバソースチーズ焼き(9/10点)、アサリとタケノコのぺペロン炒め(7/10点)、アンチョビ八宝菜(6/10点)

友人に協力してもらい宅飲みワイン会のリハで使いました。
バジルとの相性が良く、また塩味のシンプルな味付けとの相性も良かったです。なのでカプレーゼ&ジェノバソースチーズ焼きとはなかなか良いマリアージュに。

柔らかいミネラル感とそれぞれの料理の旨味、そしてバジルの清涼感が見事にマッチします。カプレーゼで点数が低いのは、チーズ焼きの方が相性良かったから相対的に減らしてますw

アサリとタケノコのぺペロン炒め&アンチョビ八宝菜は、ワインが物足りない印象になってしまいました。

魚介+ニンニクなど&バジル抜きなため、ワインがキャパオーバー、完全に料理に負けてます。もう少し酸味が強いと魚介にも合わせやすいのですが、このワインだと魚の塩焼きくらいシンプルじゃないと難しいです。

☆このワインと相性良さそうなおつまみ
青身魚の塩焼き、あっさりサラダ、冷しゃぶのおろし大根など

もっと詳しく知りたい方へ

レビュー書くにあたっての関連情報など折りたたんで載せてますので、興味ある方はどうぞ

“ヒルシュ「ヴェルトリーナー」は、ヒルシュスタイルを知るには最高の入門レベルのワインです。オーストリア固有のぶどうの種類グリュナー・ヴェルトリーナーから作られた力強く飲みやすいワインです。黄土からとれたぶどうで、さっぱりした味ですが、こく、魅力的なフルーティさ、いろいろなスパイシーさがあります。ヒルシュ「トリンクフェルヌーゲン」は、本当の飲む楽しみ(トリンクフェルヌーゲン)と上品さを組み合わせたものです。2014年のエチケットはアーティストのミヒャエル・パンメスベルガによるデザインです。”
良く合う料理: サラダ、前菜、アジア料理、様々な野菜料理、魚貝類、仔牛肉、マイルドなチーズ
引用先はコチラ Estate Wines Japan
あっさり飲める白、ミネラル感が強くサッパリ系なのだけど口当たりはだいぶ柔らかい、ドライというよりバランス型の甘さの生きたグリュナーヴェルトリーナ―。
【以下メモ】
Nose: lemon, flint, hint of white flower
Palate: soft mineral, citrus, clear
Body: light medium
Acidity: low-medium
Finish: short
ワインで遊び、呑んで学ぶ♪
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.033

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