Robert Weil/Riesling trocken/2015/レビューno.34

白ワイン

ドイツリースリングらしいバランスの取れたエイジドリースリング。by 旅ガラス

ロバートヴァイル/リースリングトロッケン/2015/レビュー

甘い蜂蜜リンゴ×ローストアーモンド
魚介類や癖のあるチーズとも合うワイン | 値段 3080円 | コスパ評価 7/10
Tasting day : 2021/2/19
  1. レッドアップル、ハニー、レモン、グレープフルーツ
  2. 香ばしいアーモンドとコーヒーのニュアンスのあるコンプレックスワイン

Robert Weil/Rheingau/Riesling trocken/2015(ロバートヴァイル ラインガウ リースリングトロッケン)

ラインガウ地方の辛口(trocken)リースリング。どこで買ったか覚えていないのですが、友人がリースリング好きなので開けることに。

アップルの甘い香りに少しシトラスの酸味、そして樽由来のナッツやカカオ系の複雑な味わいを醸し出してくれます。もっと寝かせても美味しく育ちそうでした。

酸味もそこまで尖ってないので酸っぱいの苦手な人でも飲みやすい、比較的使いやすいリースリングでした。

旅ガラス
旅ガラス

KYリカーで2019年に購入。楽天で見るとやや割高。初見でためすなら一本買いだと思うので、KYリカー行くと他のヴィンテージで置いてあるかもです。

白で3000円ってなかなかお高いのです。が、安いワインではなかなか味わえない複雑さを含んでます。美味しいドイツのリースリング飲みたい人は一度試して欲しいです。

2019年ヴィンテージで3500円、2010年が1980円で売ってると思いきやハーフボトルでした。比較的ドイツワインコーナーで見かけるブランドだと思うので、気になる人はKYリカー意外の酒屋さんも散策してみると良いと思います。

☆こんな香りや味を感じた人もいます。
ライム、青りんご、若い桃など(2019年ヴィンテージ)
引用元:TUSCANYイタリアワイン専門店

おつまみ

☆試したおつまみ
カプレーゼ(7/10点)、ナスと鶏肉のジェノバソースチーズ焼き(6/10点)、アサリとタケノコのぺペロン炒め(9/10点)、アンチョビ八宝菜(8.5/10点)
※クリックするとレシピ記事に飛びます(幾つか現在研究中です)

ワイン会のリハで開けました。

カプレーゼとナスと鶏肉のジェノバソースチーズ焼きは悪くない。どちらもチーズが入った料理なので王道の組み合わせではあります。カプレーゼはトマトの酸味と生きるので良し、ただ個人的にはもう少しパンチの利いた料理との方が合うかと思いました。

その点、アサリとタケノコのぺペロン炒めとアンチョビ八宝菜(試作)は満足いくマリアージュでした。

魚介の旨味とワインの甘酸っぱい香りがマッチ。意外にローストアーモンドなどの香りが邪魔をせず旨味を高めてくれます。にんにくにも負けずに香りが残りますし、ピリリとする鷹の爪の辛さとも相性が良かったです。

☆このワインと相性良さそうなおつまみ
チンジャオロース、サーモンやブリのカルパッチョ、ペスカトーレなど

もっと詳しくワインを知りたい方へ

レビュー書くにあたっての関連情報など折りたたんで載せてますので、興味ある方はどうぞ

“1868年ドクター ヴァイルによって設立。皇帝ヴィルヘルムII世にも愛飲され、世界的な名声を獲得。現在はサントリーの傘下に入り、4代目当主ヴィルヘルム ヴァイルによりさらなる品質向上を実現しています。空気式の圧搾機で1.5気圧という低圧力で丁寧に圧搾。1000Lのステンレスタンクで発酵、4ヶ月間4回バトナージュを行いながら熟成。ライム、青リンゴ、若い桃など引き締まった、イキイキとした香り。力強くピュアな酸味で引き締った辛口の味わいは、ワイン単体で楽しめるのはもちろん、幅広い料理との相性も期待できます。”
楽天のショップサイトより引用:TUSCANY イタリアワイン専門店
なかなかバランスが取れてしっかりしたリースリング。ハニーアップルとローストアーモンドのハーモニーが心地よいです。
【以下メモ】
Nose: red apple, honey, lemon, hint of white flower
Palate: honey apple, lemon, hint of peach and grapefruit, the finish with roasted almond and coffee flavor. Rich, fruity and complex riesling. Could be cellared over 10 years.
Body: medium body
Acidity: medium
Finish: long
ワインで遊び、呑んで学ぶ♪
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.034

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