HeathcoteⅡ/Heathcote/ワイナリー訪問No.144

ヒースコート

セラー内でテイスティングができるワイナリー by 旅ガラス

ヒースコートⅡ-HeathcoteⅡ-

  1. 内装 セラー兼テイスティングルームになっています。中はレンガの壁に洞窟っぽい造り
  2. パワフルな笑顔なおっちゃんと2ショット

  • 1995年創業、プレミアムワイン造りを目的として二人の男が開いたワイナリー
  • 赤ワインのみ作り、生産者自ら接客してくれます
    URL : https://heathcote2.com/

Winemaker & Vineyard info

Winemaker:Peder Rosdal氏

ヨーロッパとアメリカで修業を積んだワイン醸造家。発酵は10-14日ほど時間をかけ、手作業で一日二回かき混ぜる王道スタイル。基本的に熟成はフレンチオークを使って仕上げるそうです。

 

葡萄園-Vineyard info-

ヒースコートのToolleen地区から北に30km先に葡萄園が存在します。メインで運営するのはviticulturistのLionel Flutto氏

大きさは約5.2ha、生産量は2200-2500L/haです。植林密度にもよりますが、かなり生産量を抑えて葡萄の品質を上げてることがうかがえます。

品質を上げる努力には収穫時の行動にも表れます。完熟してるのはもちろん葡萄の種が茶色くなるまで収穫しないそうです。種が茶色くなると、タンニンが柔らかく仕上がるそうです。収穫はかなり長めで3週間。列毎に熟し具合を判断して行うそうです。

栽培品種はshirazを筆頭にCabernet Sauvignon, Cabernet Franc, Merlot, Tempranillo, Grenacheです。全部赤ワイン、中途半端に白ワインに手を出すよりいいと思います。

テイスティング -Tasting-

今回テイスティングしたのは5種類

  • Shiraz 2013
  • Shiraz HD 2013
  • Myola (Cabernet Sauvignon/Franc, Grenache) 2012
  • Merlot (+3% Cabernet Franc) 2013
  • Grenache (+5% Shiraz) 2015

  :旅ガラスのお気に入り

Myola (Cabernet Sauvignon/Franc, Grenache) 2012
カシス、マッシュルーム、ブルーベリー。上品なダークベリーの甘みと、そこにキノコの旨味を凝縮したようなマッシュルームの旨味がコラボします。パワフルな味わいなので、濃厚な料理や肉の塊などと相性がよさそう。

【ワイナリー訪問時の感想】えっ!二代目じゃないの?!

旅ガラス
旅ガラス

名前の由来は全然違うんです

Roseちゃん
Roseちゃん

所長、ワイナリー説明でそれ書いてませんでしたっけ?

多少ダブってもよいのです。詳細版ということで。

こちらのワイナリーは5年ほど男二人組の野望を練って達成までこぎつけた夢の住処です。接客してくれたパワフルなおっちゃんが葡萄畑をメインに担当するライオネル氏?かと思われます。

とはいえ白ワインを作っていると言っていたので、共同で作ってる可能性もあります。ちなみにそんな白はこのワイナリーでは作ってないようなので、おそらくライオネル氏が作るのは他のワイナリーのものかと推測されます。

次回はその辺り聞きだしてぜひ色々な種類のワインを飲めたらなと思います。

総合評価

ワイナリー行くべき度80%です。
(70%が合格点)

コスパ的にはお財布に優しくないものの、品質という意味では十分他の有名ワイナリーに匹敵します。接客もよく、熟成中のワインが目の前にある内装もさすがです。

呑んで学べ!宅飲みワイン研所所長の酔遊記!
ワイナリー訪問数 144軒目 / テイスティング数@ワイナリー 累計1033

コメント