Merlot&Cabernet Sauvignon Classique2020/高畠ワイナリー/テイスティングログ

赤ワイン
  • 「Classiqueシリーズはどんなレンジ?」
  • 「ボルドースタイルで良いの?」
  • 「美味しかった?」

何か当てはまる人は是非記事を読んでみてください。

ワインの好みは十人十色、でも「美味しいワイン」が飲みたいのは一緒。そんなあなたに役立つヒントをお届けしてます♪

管理人:旅ガラス

☆記事はこんな人が書いてます☆

  • ワイナリー400軒訪問&試飲
  • NewZealandでワイナリースタッフ勤務経験あり
  • 現在は船乗りエンジニア&趣味副業でワイン会幹事

あなたと同じワイン好きの1人です。詳しくはプロフィールページへどうぞ

 

メルロー&カベルネソーヴィニヨン2020/クラシックシリーズ/高畠ワイナリー/レビュー

典型的なメルロー主体のボルドーブレンド
| 値段 2310円 | コスパ評価 7/10

品種: Merlot 84.8%, Cabernet Sauvignon 13.8%, Petit Verdot 1.4%

  1. 個人的な印象
    王道のボルドーの印象、しっかりフルボディで果実味と樽の香りのバランスがよく、タンニンも程よくクリーミー。
  2. ワインの特徴
    黒果実(カシス、ブラックベリー、チェリー)、スパイス(バニラ、シナモン、甘草など)、ぼたん、トースト、マジョラム、土
  3. どんな人にオススメ?
    ボルドーワインが好きな人には日本ワインのレベルをチェックして欲しい
旅ガラス
旅ガラス

テーブルワインにしては完成度が高めだし煮込み料理とよく合いそう。これブラインドだったら普通にボルドーって答えそうなクオリティです。香りが重層的で色々取れますし、酸やタンニンのバランスが絶妙。

エチケット裏の引用はこちら

[収穫]棚でハウス栽培 契約農家

メルロー :9月下旬~10月上旬収穫
カベルネ・ソーヴィニヨン:10月中旬収穫
プティ・ヴェルド:9月下旬収穫

[仕込日]

メルロー 2020年10月5・7・13・14・16日
カベルネ・ソーヴィニヨン 2020年10月20日・11月2日
プティ・ヴェルド 2020年10月5日

[発酵]ステンレスタンク発酵 ポンピングオーバー 醸し期間32~36日
[熟成]樽内24カ月
[コメント]
香り豊かで、ドライフルーツのような凝縮した果実とトースト香が調和しています。アタックは柔らかく滑らかな口当たりが豊富なタンニンが流れるように感じ取れます

フルボディー 飲み頃温度17~20℃ Alc.14%

同じ高畠ワイナリーでもある程度しっかり作ったランクであるためか、情報の質も量も全然違います。こういう情報がボトルに書いてあるのはテイスティングする身としては助かります。

ちなみに高畠町はこの辺り

山形市の南部で、丁度福島県と宮城県の県境に接しています。
ちなみにHPでクラシックタイプの説明を見てみると
Classique(クラシック)シリーズ
欧州系ぶどう品種を原料に我々が目指す世界基準の中で、模範的で流行に左右されない造り、当社のスタンダードワイン。
ブルーベリーやカシス、ドライフルーツのような凝縮した果実香と樽熟成由来のトースト香が調和。アタックはやわらかく滑らかな口当たりで豊富なタンニン分を含んだ飲み応えのあるワイン。
典型的なボルドースタイルなのは狙い通りなのかな。安旨ボルドーよりはしっかりしてるし、香の複雑さがプチヴェルドを1.4%混ぜたおかげか出てると思います。
まぁこれで安旨ボルドーと同じレベルならコスパ悪すぎますがwスタンダードクラスにしては美味しかったです。
というのも、ボルドーワインで2000円くらいってあまり飲んだ覚えがなく、ちゃんと比較してみたいなぁと思いました。
2020年ヴィンテージはHP上では完売、2021年リリースしていてそちらはネットでも発見できました。

ワインで遊び、呑んで学ぶ♪
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.215

コメント