高速のサービスエリア的ワイナリー by 旅ガラス
フォーレスワインズ-Fowles Wines-
- 外観、なんとなく天文台というか宇宙関係の施設に見えるのは旅ガラスだけ?
- 内装、レストランは白を基調とした落ち着いた雰囲気。
- 臨時セラードア部分、ワインがざっくり置かれています(現在建設中?)
- セラードアのワイン棚
- 1968年創業、弁護士兼ワインビジネスの第一人者Matt氏のワイナリー
- ラベルデザインは奥様が担当してる模様、独創的なものが多い
- ワイン醸造家Lindsay氏、外注の製造依頼も担当するやり手
URL : https://www.fowleswine.com/
【ワイナリーの強み】圧倒的に便利な立地
ここ、実はシドニーとメルボルンを繋ぐ高速道路沿いにあるのです。
そのため、高速道路上に看板あって誘われるように旅ガラスは訪問しました。オーストラリアは適量なら飲酒運転OKなので、地元客より観光客が多い印象です。
また、レストラン併設なのも嬉しいところ。定期的にサービスエリア的な場所はあるんですが、基本的にマックやサンドイッチなどのチェーン店が多いので、こういう風なしっかりしたレストランがあるところは少ないです。
さすがワインビジネス第一人者が作ったワイナリーだけあるなぁと感心しました。
テイスティング -Tasting-
今回テイスティングしたのは7種類
- Riesling 2016
- Riesling 2017
- Riesling 2008
- Cabernet Sauvignon 2015
- Cabernet Sauvignon 2012
- Cabernet Sauvignon 2013
- The Rule Shiraz 2015
:旅ガラスのお気に入り
種類がとても膨大です。
おそらく20-30種類ほどのテイスティングが可能です。
旅ガラスはそんなに飲めないと思い、リースリングとカベルネの全種+一番お高いシラーズをトライしてみました。
The Rule Shiraz 2015 $125
プレミアムシラーズ。価格が高いだけあってクオリティも非常に高いです。本当にタンニンの処理が上手で、シルキータンニンという言葉が自然と出てきました。絹のように柔らかく、生チョコのようにじわーっと味が溶けていくような余韻の長さが魅力的です。
ちなみにここのカベルネはとても上品であっさりした仕上がり。カベルネ独特のマッシュルームや動物のような濃厚な癖などはなく、ベリー系で口当たりも軽め。人によっては物足りないかもしれませんが、個人的には美味しく感じました。
【ワイナリー訪問時の感想】日本じゃ実現不可なワイナリー
あったらいいな♪高速サービスエリアのワイナリー
確かに事故やら責任の所在が問われそう。。
個人的には日本も飲酒運転OKだったらなぁーと思う反面、やっぱりやめといたほうが良いなとも思います。
だって、日本の住宅地の道はめちゃくちゃ狭くて危ないですし、夜でも人が歩いてるもの。
オーストラリアは車社会。車道は広く歩道としっかり分かれてるし、そもそも都会にいかない限り夜は人が歩いていません。とはいえ泥酔運転はアウトなので、アルコール呼気の量を測る検問とかは都会いくとあります。
まぁ何はともあれ、日本ではほぼ実現不可能のワイナリーだなぁと思います。ノンアルワイン準備して、徹底的にドライバー確認を行うなら可能性はあり。駐車券代わりに息を吹いてバーが開く、みたいのはアリかもしれません。
生産地なんかはそういうシステム導入して共同運営したらツアー客も行きやすいですしありかもしれません。
総合評価
ワイナリー行くべき度80%です。
(70%が合格点)
ワインの種類が多いのは圧倒的なアドバンテージ。また立地もよくワインの質も安定して高めです。接客もよいので、ぜひトライしてみてください。
ワイナリー訪問数 67軒目 / ワイナリーテイスティング数 累計475
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