こんにちは、旅ガラスです。
久しぶりにがっつりワインバルで飲んできました。
今回のお供はソムリエ協会例会で知り合ったNさん
某ワインインポーターで働くお姉さまです。吞みっぷりがすごいので姐さんですw
新橋マルゴってどんなお店?
おしゃれなワインバル、新橋のおじさま大好きな大衆居酒屋とは一線を画す店内。
カジュアルな雰囲気に長いカウンター席が特徴。料理もオシャレです。
客層は女性客かカップル/男女グループが9割、男性客だけが居ないのでサラリーマンの町っぽくないです。あと一人客も祝前日夜だからか見当たらなかったです。
新橋初心者ですが、デートするときには重宝しそうなお店です。
どんなワイン飲めるの?&飲んできたの?
- Domaine Chêne Crémant de Bourgogne NV(略:クレマン泡)
- Château du Moulin-à-Vent/Couvent des Thorins 2019/Vin du Beaujolais(略:ムーランナヴァン赤)
細かい読み方は旅ガラスも自信ないので略称つけてます。
どちらも美味しいワインでした。
でも悲しいかな、本場オンライン価格は15ユーロで2000円ちょい、お店価格は8000円くらい、4倍なら良心的とはいえやっぱり高いなぁと。
値段はさておき、初めて美味しいと思えるガメイ(赤の方)を飲めたので満足感はありました。
食べ物はお通し、おつまみセット、生ハム。どれも美味しかったです。
お会計は約2万円、良さげなボトル頼んだので高めですが、グラスワイン4-5杯で飲んでたら一人6000~7000円くらい。ワインの質を考慮するなら妥当ですね。
本日のトピック~ワイン業界の裏話~
Nさんと初対面で話したのは10分ぐらい。
2回目ましての自己紹介は3分くらい、そこからワイン話をエンドレスでした(笑)
周りからみたら引くレベルで専門用語やら地名が飛び交ってたと思います。きっとプロのワイン会ではディープにこういう話をひたすらしてるんだろうなぁと感じた瞬間でしたね。
さて、Nさんと話してて特に印象に残ってるのは話を2つピックアップ。
インポーターは儲からないは本当か?
まずインポーターは儲からない。これ本当かなって思って聞いてみました。
結論から言えば、ワインが好きでその仕事に携わる人が多いので、利益を優先して働いてる人は少ないとのこと。
実は別筋からも似たような話聞いてるので、一定数はワイン愛で仕事してる人が居るみたいです。そして倒産よくするのもこの業界の特徴。在庫抱えるってリスク高いよなー
セールとかやってますが、そうしないと在庫が残っちゃうわけで、場所代だけでも維持費とかお金がかかる。そして毎年ワインはできる。なので動いてくれてかつ利益率の高い商品に変えて行かなくちゃいけない。
でもワイン愛があると、なかなか動かない商品でも少数派のファンに考慮して輸入し続けたり、でも需要に合わせて量を減らせなかったりと、インポーター会社の利益はどんどん縮小されていくイメージです。
逆に披露宴ホテルやコンビニチェーンに強いコネのある会社はかなり強いでしょうね。一度に動く量や単価の高さ、購買機会の多さなど差が歴然としますからね。
噂~大物ソムリエが請求書踏み倒した?
私の会社の人はソムリエ協会好きじゃなくて、どうやら某有名ソムリエがお金払わなかったらしいし、その訴訟もすっぽかしたんだって
ええっ!!そんな事ある?
あくまで噂、誰かも聞いてないですし酔っ払いの戯言w
気になって調べてみたんですが、ネットでは拾えませんでした。
ではあるんですが、業界的には非常にありえそうな話
いわゆる
「宣伝してやるからこのイベントのワイン代はそちらもちでよろしくね」っていうやつ。
例えばワインの生産者さんがインポーターさん「試供品」渡したり、「宣伝用のワイン」送ったりなんかあります。その費用は生産者さん持ちだし、一般でいう広告費。
なので、ソムリエが参加する試飲会なんかは無料でインポーター持ち、利益が発生するのはソムリエさんや酒屋さんが自分のお店に気に入ったワインを入れようってタイミングなんです。勿論そこには持ちつ持たれつみたいな事もあると思います。
この時誰が強いかっていうと、影響力持ったソムリエさん。自分のお店以外にも後輩に勧めたり、なんならワインの講習会で特定のワインを使用するってこともできちゃいます。ソムリエ協会の例会で出されるワインだって、一度の消費量も多いしワイン好きへの宣伝効果も抜群。
そこで物を言うのはワインの質よりもコネ
インポーターは販売したつもりでも、ソムリエは提供してもらうつもりだったとか。こんな仲たがいがとてもありえそうです
今回はその規模が大きかったり、約束が空手形だったりかなぁと思うわけです。
噂は噂、真実はわかりません、9割旅ガラスの妄想ですw
酔っ払いながら「お金の切れ目は縁の切れ目」という言葉を思い出してました。
まとめ
ワイン好きと楽しい時間を過ごせました!
お財布には優しくありませんでしたがwやっぱこのレベルのワインを一人一本空けるとお金が飛びます。
今度ワイン会やりましょーって話はしてるので、今回のは先行投資!
きっと美味しいワインを差し入れしてくれるに違いない!
そんな事思いながらも「やっぱりワインって美味しいなぁ」って思えた一夜でした。
大人の宅飲みワイン&おつまみレシピ研究所|お酒の一期一会
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