コクのある純米吟醸、淡いお米の甘みと程よい苦みが楽しめます。
れいのへき のうかや/若鶴酒造/雄山錦/純米吟醸/テイスティングログ
値段 約1200円| Tasting day : 2023/1/31
- 香り
フルーツ(レモンピール、白桃など)
その他(白玉団子、生クリーム、焦がしキャラメルなど) - 味わい
力強いコクのある第一印象。レモンの皮の爽やかさにほんのり白桃のような甘い香りが混じる。口に含むと白玉を茹でたような香りと淡い甘みが持続し、苦みを伴ったコクが全体を引っ張っていくイメージ。余韻に焦がしキャラメルのような甘苦さと、わずかに渋みを含めて複雑にフィニッシュ。
琳の青や赤、黒は飲んだ事あるんですが碧は初めてということでトライ。他の苗加屋シリーズのパワフルで濃醇さを甘さがそこまで感じられず、口に含んだ瞬間のコクだけでだいぶ淡麗寄り、苗加屋らしくない印象でした。
日本酒情報
アルコール:16%
品種:雄山錦
製造:若鶴酒造
精米歩合:55%
ボトル裏より引用
濃醇でありながら、キレのある味わいは、南部流製法と越後流製法のハイブリッド。富山の地で生まれた雄山錦(おやまにしき)の旨味を口いっぱいに感じ取ることができます。
創業家は江戸時代、砺波郡苗加(となみぐんのうか)という地で旅籠を営んでおりました。その時「苗加屋」という暖簾をさげていたことが由来となっております。
以前は杜氏が2人に酒を造り競わせ、融合させる先進的な試みからで苗加屋ができたと酒屋さんから聞いたことがあります。現状はどうなってるかわかりませんが、苗加屋にハマったのは濃醇な甘さ×キレのよさがそれぞれの色で形になってたからです。特に琳の青はハマってだいぶ飲みましたねw
無濾過原酒、アルコール度数20度で強烈な甘さとキレ、そしてめちゃくちゃ飲みやすかったです。現状はトレンド的にもアルコール度数抑えめみたいですが。
おつまみ
相性:6/10点、3/10点、9/10点
【ブリーチーズ】
日本酒のコクがチーズに追加される印象。
ただ酸味がそこまで高くない日本酒なので、旨味が少しぼやける嫌いがあります。日本酒のクリーミーな香りも相乗効果で伸びるので美味しいんですが、もう少し酸味のある日本酒の方が合うイメージです。
【オリーブ】
難しい印象、オリーブに負けないコクはあるんですが、全然調和しません。
これなら単品ずつで楽しむ方がいいかなぁという感じ。
【おでん】
日本酒のコクが一番ヒットしたのはおでん。
おでんの旨味を日本酒を含むと一瞬消えるんですが、コクがそこまで持続しないのでちゃんと出汁の味が後半ほんのり楽しめます。全体的にバランスが取れていて楽しめる味でした。
まとめ
コクとキレがバランスよくまとまった日本酒だと思います。飲みやすい日本酒探してる人には合うと思います。
おでん、エビチリ、まぐろの中トロなど
大人の宅飲みワイン&おつまみレシピ研究所|テイスティングログ No.182
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