淡麗の純米吟醸、柔らかい甘みと苦みが楽しめます。
風の宮/元坂酒造/伊勢米/純米吟醸/テイスティングログ
値段 約1200円| Tasting day : 2023/1/31
- 香り
フルーツ(グレープフルーツの内皮、ゆずの皮など)
その他(白玉、ホエイ、生クリーム、カカオパウダーなど) - 味わい
すっきり甘い第一印象。がすぐマスキングされるように苦みやひねた熟成?香が出てくる。2021年リリースで少し元の味より変化してそう。コクのある苦み、グレープフルーツの内皮を思わせる渋みもあり。後半に乳酸寄りでホエイや生クリームを思わせるふくよかさが出てきて、最後にカカオパウダーを思わせるほろ苦さでフィニッシュ
出張先で購入。スーパーのワゴンセールw三重県らしい軟水造りで綺麗な飲み口が印象的でした。
日本酒情報
アルコール:16.4%
品種:伊勢光
水:天の岩戸の湧水
米栽培:磯部町/稲田武久氏
製造:元坂酒造株式会社
日本酒度:+4
酸度:1.4
アミノ酸度:1.1
ボトル裏より引用
『風の宮』
風宮(かぜのみや)は、伊勢神宮の別宮で風雨の災害なく稲を中心とする農作物が順調に生育するようにと祈りが捧げられる社で農業の神として崇められています。その名前にあやかり酒名を『風の宮』としました。『伊勢光』
酒米に使用しています伊勢光は、伊勢神宮の御神田で発見されたコメで御料米として使用されているお米です。このお米を神宮林の麓で天の岩戸の湧き水を利用し、無農薬・有機肥料しかも除草剤を一切使用せず作られ、酒造りに使用しています。
立派な事書いてますが、スーパーのワゴンセールですw
ただこれだけ記載があったり栽培段階でのこだわりが強いお酒も珍しい、日本酒が美味しくなるかは別として、非常に宣伝しやすいキャッチ―なお酒ですね。普通に伊勢神宮で売れそうですが、きっとライバル多い事が予想されます。
おつまみ
相性:8/10点、2/10点、5/10点
【ブリーチーズ】
これはよい。
日本酒の酸やコクとチーズのクリーム感とヒット、ブリーがより美味しく食べられます。チーズにのクリーミーでまったりしたところに日本酒がブレーキをかけて、苦みや渋みの余韻がアクセントとなってます。チーズの食べ飽きずに食べれます。
【オリーブ】
予想以上に難しい印象、お酒を美味しく飲むためと考えても微妙。
まずオリーブのジューシー感が消され、青臭さや油っぽさが残る印象。オリーブの辛みとも合うと思ったんですがチグハグ。そしてやっぱり塩っぱい、日本酒のバランスが崩れますね。オリーブ勿体なかったなぁと思う組み合わせでした。
【おでん】
意外と難しかったのがおでん。
余韻に出汁の旨味を日本酒飲むことで浮き彫りになると思ったんですが、少しぼやけちゃいました。苦みはともかくほのかな渋みとの相性がイマイチでした。
とはいえ前半の米の旨味とおでんの旨味がもたらす一体感は流石、昔から日本酒×おでんが親しまれている理由がわかります。
まとめ
すっきり飲める日本酒だと思います。ワゴンセールではなくて新酒で次は飲んでみたいです。
クリームチーズ(ブリー、カマンベールなど)、甘めの肉じゃがなど
大人の宅飲みワイン&おつまみレシピ研究所|テイスティングログ No.181
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