Drouhin Vaudon/Chablis/2017/レビューNo.2

白ワイン

「飲んだ人の生の意見が聞きたい!」
「シャブリって美味しいの?」
「白ワインと言えばキンキンに冷やした辛口!」

一つでも当てはまったら是非記事を読んでみてください。

ワインの好みは人それぞれ、皆に共通するのは「美味しいワイン」が飲みたい。そんなあなたに役立つヒントをお届けしてます♪

管理人:旅ガラス

☆記事はこんな人が書いてます☆

  • ワイナリー400軒訪問&試飲
  • NewZealandでワイナリースタッフ勤務経験あり
  • 現在は船乗りエンジニア&趣味副業でワイン会幹事

あなたと同じワイン好きの1人です。詳しくはプロフィールページへどうぞ

 

ドルーアンヴァードン/シャブリ/2017レビュー

入門シャブリ!爽やかで酸味と程よい苦みのバランスが取れた飲みやすいワイン
酸味のある野菜や魚介料理に合うワイン | 値段 2035円 | コスパ評価 6/10
  1. 個人的な印象
    「悔しいけど美味い、でももうちょいお求めやすくならないかな」
  2. ワインの特徴
    柑橘系(レモン、グレープフルーツ)、フレッシュ(爽やか&ミネラル感アリ)、心地よい余韻(コリアンダー、ピリピリした酸味と苦みが優しく消えていく後味)
  3. こんな人にオススメ
    「切れ味にこだわる白の辛口派、白身のお刺身とワインで合わせたい人」

Drouhin Vaudon/Chablis/2017(ドルーアンヴァードン/シャブリ)※以下ちょっと細かいお話なのでスキップOK
シャブリを知らない人にとってお手本になるワイン。なぜなら「ミネラル感」がしっかり感じられます。このワインだと「貝殻」「火打石」のニュアンスがあります。なにそれ?って方は一度飲んでみると良いと思います。

辛口評価になりますが、有名税が入ってコスパとしてはイマイチ。だって、NZやチリ産ワインだと1000-2000円出せば似た系統のワインを買えます。少なくとも旅ガラスレベルの舌では「シャブリじゃないとダメ!」と思えるほど違いはないです。

もし感動するシャブリに出会いたいなら、お金出してプレミアクリュとかグランドクリュにチャレンジすると良いです(生産量が少なくとっておきのワイン)。数えるくらいしかトライした事ないですが、全然違いますよ。もちろん高いのでお財布がほっこりした時に挑戦しましょう。

旅ガラス
旅ガラス

酒屋でもそこそこ見かけます。
通販でも買えますが、送料考えるとトントンぐらいでしょうか。

☆他のレビューではこんな味わいや香りを感じた人もいます。
ライム、レモングラス、ミント、レモンピールなど

おつまみ

☆試したおつまみレシピ
長芋×アスパラの照り焼きバター(6.5/10点)、もやしバター醤油炒め(6/10点)
↑クリックするとレシピ記事に飛びます
普通にどっちも美味しいおつまみだったんですが、シャブリと合わせるならバターなしの方が良かったかもしれません。山芋やアスパラの淡泊な旨味が際立つと思います。

楽天市場で一番安そうなやつはこれくらいの値段でした。2500円・・・でも他のシャブリは大抵3000円超えなのでお手頃っちゃお手頃だよねー。。

でもなー(゜-゜)・・・ってなるワインです。

旅ガラスがこのワインを一番美味しく飲むとしたら?

真夏の週末、帰宅する頃には喉がカラカラ

シャワーを浴びる前に冷蔵庫に入ったワインを冷凍庫に移動

汗を流してサッパリしたら、駆け付け一杯のワイン。幸せです。

心の中で「安いワインじゃないから勿体ない!」と言う。でもこのちょっとお高いワインを水代わりに飲んでる贅沢、ちょっと優越感があります。本当なら氷を入れて楽しみたいけれど、このワインはストレートが良い。面倒だけど、ワイン注いだらまたボトルは冷凍庫か冷蔵庫に戻します。

おつまみはお刺身があれば最高、特に身の締まったヒラメやスズキがあれば言うことなし。もしないならオリーブかお漬物で十分。夏バテ気味なので、今日はワインが主食です。

水のように飲みながらも、噛むと味が出て奥が深い。次回はそんな楽しみ方をしたいと思ってます。

もっと詳しく知りたい方へ

関連情報を折りたたんで載せてますので、興味ある方はどうぞ

葡萄
├自社栽培+パートナー栽培の葡萄を購入
└プレスは慎重にかなりゆっくり行う
熟成
├ステンレスタンク
└7-8か月間
その他詳細情報
├アルコール度数:12.5%
├貯蔵ポテンシャル:1-5年
└シャルドネ100%

2017年ヴィンテージ(ワイナリーHPより引用)
├収穫量が少ないものの、完熟してから葡萄を収穫できた年
├アルコール度数や酸度は平年より高め
└爽やかでミネラル、白系の花や果実の香り、とても繊細です。
シャブリらしい生ガキの後味のようなミネラル感と酸味のあるシャルドネ。柑橘系、レモンと青りんご、ピリピリ酸味を包み込む柔らかい後味
【以下メモ】
Fruits: lemon, green apple
Others: tart, mineral, tangy, flesh, fizzy
Body: medium
Acidity: medium-high
Finish: medium
シャブリの名を高品質白ワインの代名詞に押し上げたシャブリのパイオニア、ドルーアン。シャブリ地区のテロワールを生かしたエレガントなアロマ溢れるワイン造りを、今もなお追求し続けています。上品な酸と豊かなミネラル感は、まさにシャブリのお手本と言えるでしょう
旅ガラスの感想
お手本というのは賛成、ただしシャブリを知らない人にとって「上品な酸と豊かなミネラル感」しか分からず、個人的には参考にしていません。
ワイナリーHPより引用
“A dry and fruity wine, easy to drink. Its colour is pale gold with greenish hues. Very fresh aromas reminiscent of citrus (lemon or grapefruit); small pleasant touches of fern or coriander are found as well. On the palate, dry and fruity, with mineral notes. Pleasant and long aftertaste”.
-Google翻訳+ちょい手直し-
「飲みやすく、ドライでフルーティーなワインです。色は緑がかった淡い金色です。柑橘類(レモンまたはグレープフルーツ)を連想させる非常に新鮮な香りがします。シダやコリアンダーのほのかな心地よいタッチも見られます。フルーティー、ミネラルの風味。心地よく長い余韻があります。
旅ガラスのレビューに反映した部分
lemon or grapefruit:レモンから派生してグレープフルーツと言われるとすっきり当てはまります。
fern or coriander
:ほんのりウッディーな香りはシダ、ピリピリ痺れる感じはコリアンダーと置き換えられそうです。
シャブリワインの特徴
├柑橘系(レモン、ライム、グレープフルーツ、パイナップルなど)の酸味と苦み
└豊富なミネラル(石をこすり合わせた香りやオイスターの後味、しょっぱさなど)
なんでそういうワインになるの?
├冷涼地帯&生産品種は100%シャルドネ(柑橘系の香り)
└土壌構成は1億5千万年前の石灰岩/泥灰岩/小さな牡蠣の化石(ミネラル?←科学的には証明されてない)
ランクは4種類(上から高い順です)
├Chablis Grand Cru
├Chablis Premier Cru
Chablis←今回のワイン
└Petit Chablis
参考および引用させていただいたのはのHPになります。
ワインで遊び、呑んで学ぶ♪
宅飲みワイン研究所長のテイスティングログ No.002

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