地域に根差した実力派ワイナリー by 旅ガラス
カーリーフラット-Curly Flat-
- 左上:お庭の様子、噴水もあって時期によっては花も咲きそう
- 右上:内装1 カントリー風色合いに大テーブルが幾つかあります
- 左下:ラベルデザイン この筆記体デザインは好きです
- 右下:スタッフさんが説明、詳しく丁寧でした
- 1991年創業、ブルゴーニョスタイルのワインを作る実力派
- 実力派と評判が高く、シドニー空港では見覚えのあるワインです
- みんなでワイワイ騒げるような店内で、ビアガーデンに近いですw
URL : https://curlyflat.com/
Winemakere & Vineyard info
Winemaker: Matt Harrop, Ben Kimmorley
ニュージーランド人のワインメーカー。17年ほどShadowfax Winesで経験を積んだあと、2017年よりCurly Flatのシニアワインメーカーとなる。実は彼自身も他に小さな葡萄園を持っていて、自己ブランドを作っている。
Vineyard
標高540m / 作付面積14.5ha / 生産量6000ダース / 品種Pinot Noir72%, Chardonnay23%, Pinot Gris5%
土壌は火山性玄武岩の赤土。2006年から除草剤の使用をやめており、オーガニック要素が高まっている。
テイスティング -Tasting-
今回テイスティングしたのは7種類
- Pinot Gris 2017
- Chardonnay 2013
- Chardonnay 2015
- Chardonnay 2015
- Pinot Noir 2015
- Pinot Noir Qualified 2015
- Pinot Noir Qualified 2014
:旅ガラスのお気に入り
全体的に秀逸なワインが多かったです。
Pinot Noir Qualified 2015
このヴィンテージは別格に美味しかったです。ストロベリーとチェリーのほんのり甘酸っぱい香り。鮮明に感じるバニラやナツメグのスパイス、ほんのりハーブっぽいニュアンスもある。余韻が長く、とろけるように続きます。
【ワイナリー訪問時の感想】地元から愛されてるワイナリー
海外とはいえ大晦日に人がこれだけ来るのは凄い!
皆さんしっかりワインを楽しまれているようですね
旅ガラスが訪れたのは大晦日。日本だったらそもそも空いてない日付なんですが、オーストラリアはクリスマス休暇が終わってオープンしてるワイナリーが多いです。
みんなお休みなので遊びに来る人がいるのは当然なのですが、このワイナリーはかなりの賑わい。普段から地元の人が遊びにくるんだろうなーというのがよくわかります。
そしてワイン。サーブは嬉しいことにブルゴーニョグラス?チューリップタイプで出してくれます。シャルドネとピノノアールに集中していて、タスマニアのワイナリー思い出させます。
全体的には好印象、ただ既にタスマニアで美味しい冷涼地のシャルドネとピノノアールを味わってるので若干物足りない(笑)と思っていたらあるじゃないですか!圧倒的に美味しいのが。2015年もののPinot Noirを飲んだら本当に幸せになっちゃいましたよ。
ちなみに2014年もかなり秀逸だったんですが、個人的には2015の方が好みなのでこちらのみピックアップしてます。次回行ったときはシャルドネの当たりにも出会いたいものです。
総合評価
ワイナリー行くべき度85%です。
(70%が合格点)
ワインの質は充分なのですが、その分他のマセドンレンジに比べて割高な印象。ただし、接客や雰囲気は満足いくレベルでした。忙しいなか一人客にも気を配って頂きありがたかったです。
ワイナリー訪問数 150軒目 / テイスティング数@ワイナリー 累計1073
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