イタリアの郷土料理が食べれるワイナリー by 旅ガラス
リプルブロックワイナリー-Ripplebrook Winery-
- 内装 花がちょこちょこ生けられています
- イギリス帰りのフローリストと2ショット
- 2015年創業のファミリーワイナリー、葡萄畑は1998年
- イタリアのエオリア諸島出身、その後オーストラリアに移住し2009年に葡萄畑を買う
- エミリオ諸島の郷土料理が食べれるそうです
URL : https://ripplebrookwinery.com.au/
テイスティング -Tasting-
今回テイスティングしたのは8種類
- Chardonnay 2015
- Chardonnay 2013
- Chardonnay 2014
- Pinot Noir 2013
- Pinot Noir 2014
- Cabernet Sauvignon 2014
- Shiraz 2014
- Merlot 2015
:旅ガラスのお気に入り
ここはシャルドネとピノノアールに力を入れてるワイナリーでした。
エリアが超広大なのでどの品種が有名かはわからないのですが、ひとまずこのワイナリーはスパークリングの材料になりそうな品種に強い、冷涼地かと思われます。が、気に入ったのはカベルネw
Cabernet Sauvignon 2014
スパイス感とバターポップコーン系のふんわりした香りがたまりません。それでいてタンニンも上手に処理されていて、口の中でワインが溶けていくように味わえます。
【ワイナリー訪問時の感想】フローリストのお花事情
今回はワインではなくお花の話です
ワインはそんなに話してないからw
テイスティングに付き合ってくれたのは、オーナーの娘さん。最近ロンドンから帰国したそうです。
てっきりワインの修行でもしてたのかな?と思ったのですが
ロンドンで5年フローリストとして活躍!
でもオーストラリアが好きで帰ってきたんだって。その理由が
- ロンドンはフローリストにキツイ(花の需要が少ない)
- 天気がロンドンよりメルボルンの方がマシ
- 家族が恋しい
ははーなるほどなるほど。よく聞く理由が後ろ二つですが、最初の一つ
・ロンドンはフローリストにキツイ(花の需要が少ない)
はダウトな気がするので深堀することに。
だってさ、イギリスと言えば紳士の国。花の需要なんて高そうじゃん?
それにヨーロッパだから贈り物に花束とかよくあるし。きっと日本より需要あるんじゃないの?とか思ってたわけですよ。ということで比べてみましょう(ネットで適当に検索して出たデータ載せてますので、あくまで参考程度に)
日本
生産額:298700万ユーロ
生産面積:17914ヘクタール
イギリス
生産額:45400万ユーロ
生産面積:6769ヘクタール
オーストラリア
生産額:82600万ドル
生産面積:???ヘクタール
あれ、日本の需要が高いんだけどwそしてイギリスもオーストラリア人もさほど変わらなさそう。
よくよく調べてみると、日本って結構お花の消費量多い&生産量が多い国です。
- 仏壇へのお供え
- 華道
- 水商売関係の贈り物(笑)
イギリスとオーストラリアを比べたときの需要差(フローリストさんの意見)
- イギリス人はシャイ、オージーはオープン。だからオージーの方が花を贈る人が多い
- イギリスは寒い。オーストラリアは温かい。花は温かい所で育つので、花屋自体がオーストラリアは多い
などが理由が考えられるみたいです。
ちなみに販売額と面積比ではオランダがぶっちぎり。さすがチューリップ発祥の国ですね。
総合評価
ワイナリー行くべき度60%です。
(70%が合格点)
立地的にも他のワイナリーと離れているので無理して訪問はしなくてよいと思います。イタリアの郷土料理に興味ある方はトライされて吉です。
ワイナリー訪問数 74軒目 / ワイナリーテイスティング数 累計522
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