基本情報
- 外観 風情あるカントリー系のログハウスっぽい建物
- 内観 柱?や壁が木製。年季の入った建物です。
- ラベルデザイン 紺色のラベルに銀文字、黒地や白地が多いので珍しい
- テイスティングしてくれた姐さんと2ショット
- 訪問日:2021年1月3日
- 雰囲気/接客:カントリー風/プロフェッショナル
- 住所:111 Best’s Road, Great Western, VIC 3377
- 営業時間:月-土 10:00-17:00, 日 11:00-16:00
- URL:https://www.bestswines.com/
テイスティング
- Gentle Blend 2016
Riesling, Pinot Gris, Gewurztraminer, Muscatを使用。スッキリしててほんのり甘味が残るテーブルワイン。HPで2018年ヴィンテージ見るとMuscatは入ってない模様。聞き間違えかも? - Riesling 2017
ライムやリンゴの爽やかなリースリング。ほんのりグアバっぽいエキゾチックな要素も - Late picked Chenin Blanc 2008
読み方はシェナン・ブラン。仏のロワール地方の葡萄で豪州ではマイナー。 - Cabernet Sauvignon 2015
ダークチェリーとプラム主体の上品な香り、マッシュルームのような濃厚なニュアンスも。タンニンも柔らかく仕上がってました。Cabernet FrancとMerlotが少量ブレンドされてるらしい。(豪州のワイン法だと85%以上の単一葡萄使用で単一品種表記ができます) - Bin Shiraz 2015
ブラックベリー系の香りとスパイス、ほんのりブルーベリーやナッツ系 - Shiraz Viognier 2015
よりフルーティー、ほんのりフローラル。複雑な味わいでマイルドに。
:旅ガラスのお気に入り
:レア品種
1866年に創業、もともとSeppeltの関係者が創業したのでは?という話だが真偽は不明(他のワイナリースタッフが教えてくれた)どちらにせよ、グランピアンを代表する老舗ワイナリーの一角になります。
Seppeltがワイナリーの観光地化に成功してるのに対し、Best`sはワインのブランド化に成功しています。シドニーの空港で見かけましたし、豪州で最も権威のあるワイン批評家のJames Halliday氏から高ポイントを取得。名実ともに一流ワインにのし上がっています。
雰囲気はカジュアルですが、スタッフのレベル高いのもココの特徴。雑談は勿論、ワインの事聞いたらけっこう細かくかつ主観も交えてお話してくれます。(旅ガラスはド素人だったので、隣のワイン通とのやりとりに聞き耳立ててました(笑))
ちなみに観光資源はあって、Best`sの地下セラーに無料で入ることができます。セルフツアーで地図持ちながら探索(5-10分くらい)当時に雰囲気が楽しめます。綺麗に展示してあるわけじゃないですが、ワイナリーの裏側が見えたり、パシャパシャ写真も取れて楽しかったです。
ワインに関してはリースリングとシラーズが好みです。1流ブランドで売り出してる割に価格抑えめで庶民に優しい、良心的なワイナリーです。ぜひぜひ今後も頑張って頂きたい。
ちなみに日本のレストランでも旅ガラスはBest`sのワインと再会しました。東京駅新丸の内ビルの『Wattle Tokyo』。コースで出てきたので、ストックがあれば注文できるかもしれません。料理も美味しいので、懐に余裕のある興味のある人はトライしてみてください(笑)
総合評価
ワイナリー行くべき度95%です。
(70%が合格点)
全てにおいて満足度が高い&旅ガラスの好みにマッチしたワイナリーでした。特にここのリースリングとシラーズは好きなので、どちらかの品種が好きな人はトライしてみてください。
ワイナリー訪問数 154軒目 / テイスティング数@ワイナリー 累計1100
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