のんびりしたワイン造りで少し変わったワインが飲めます by 旅ガラス
スローワイン-Slow Wine Co-
- 外観、週末はバーになり外にも席があります
- ロゴ、ワインドッグが追いかけてかわいいです
- 席は樽をくり抜いて作ったもの。なかなか洒落てます。
- おっちゃんと2ショット。旅ガラスが馴れ馴れしそうなのはスルーでお願いしますw
- ずっと葡萄畑に携わり続け、1990年頃からワイン造りを始めたワイナリー
- 名前の通り出荷までゆっくり。つぼみから瓶詰まで約2年かけるらしくその年の新酒は出ない。
- 現在娘さんが引き継ぎ中。写真のおじさんはそろそろ引退する予定との事。
URL : https://www.slowwineco.com.au/
テイスティング -Tasting-
今回テイスティングしたのは7種類
- Riesling 2015
- Pinot Gris 2014
- Sauvignon Blanc 2014
- Gewurtztraminer 2014
- Pinot Noir 2013
- Pinot Noir Reserve 2014
- Merlot 2015
:旅ガラスが面白いと思ったお酒
ワインは全体的にオレンジらしさが出た、少し癖のあるワインを出してくれます。好みは分かれるものの、飲みやすく仕上げています。
ゲヴェルツトラミネールで土っぽい香りがしました。地域性と言えばそれまでなのですが、華やかで甘い香りが特徴の品種な分かなりトリッキーです。味の方が独特、華やかさと畑の香りが上手に調和してるのですが、好き嫌いが分かれる味だと思いました。
【ワイナリーのウリ】少し古めのヴィンテージワインが飲める
旅ガラス
他のワイナリーに比べて、新酒に少し熟成が加わった状態で飲めます
だから他のワイナリーと違って新鮮じゃない!
新酒や古酒にそれぞれ良さがあるように、熟成中にもまた違った良さがあるわけですよ。特に白ワインって通常新酒から1年前後、なんで当時2017年の11月なので2016,2017年がメインなわけです
このワイナリーの出すヴィンテージは2015-2013年でした。赤ならよくある話なんですが、フレッシュさがウリの白ワインをこうやって作るのはまた稀なわけです。
この辺り上手に他のワイナリーと差別化を図ってますし、テイスティングする身としても同じ地域でも色々な側面が見れて楽しいです。一味違う、面白いワインに仕上がっています。
ちなみに南半球では収穫早いので品種次第では2017年中に2017年のワインが飲めます。あとボジョレーは製造方法特殊なので2-3か月くらいで作ってますね。
総合評価
ワイナリー行くべき度75%です。
(70%が合格点)
ワインのコスパや質ともに良いですが、評価が分かれそうです。個人的には複数周るなら一つ組み込むのもアリかと思います。
呑んで学べ!宅飲みワイン研所所長の酔遊記!
ワイナリー訪問数 42軒目 / ワイナリーテイスティング数 累計292
ワイナリー訪問数 42軒目 / ワイナリーテイスティング数 累計292
コメント