ー2年前ー
コラヴァン購入しました!
これでコルクを抜かず&美味しいワインをチビチビ飲める!
毎日いろんなワインを楽しんじゃうもんね!
ー現在ー
最近つかってない。。
飲み比べもあんまりしなくなったなー
コラヴァン使用頻度が明らかに減りました。
購入当時は常時約10本飲みかけをキープ、一日3-4種類のワインを楽しんでいました。
今では飲みかけキープすること少なく、基本一本ずつ嗜んでいます。
なぜか?単純に必要がなくなったというのが大きいです。
今回はCoravinを使用してみてのリアルな感想を紹介して参ります。
☆こんな方に向けて書いてます☆
- Coravinが気になってる人
- 試験対策や飲み比べでCoravan買うか検討してる人
意外とランニングコストがかかる
導入費用に目を向けがちですが、消耗品/ランニングコストも高いです。
グラス一杯換算:70-100円程度
ニードル交換(1本買い):7700円
ガスは一杯のグラスワインに70-100円かかります。
ボトルワインで500円程度
ガスは6本入りで9720円。結構な出費になるんですよね。購入当初はCoravinで注ぐのが楽しくてバカバカ使ってたんですが、ガス2-3本無くなる頃に目が覚めましたw
今ではよっぽど高いワインか最初の1-2杯程度しか使わないことが多いです。
また、ニードル曲がったり折れます。
これは器用さにもよると思うんですが、旅ガラスは1回交換、2本目も少し曲がってるのでいずれ折れそうです。特に2代目が曲がるの早かったのでなんとか使ってる感じです。
7700円あれば、美味しいワイン買えるなぁって考えちゃいますw3本セットでも17600円、一本約6000円、やっぱり高いなと。
意外と手間がかかる
これだけランニングコストがかかるので、今日飲みきるぞってときはCoravin使わずコルク開けちゃいます。
また、ニードル曲げないように抜き差しは慎重になりますし、グラスに綺麗に注ぐのが難しく神経を使います。ニードルは毎回ワイプで拭きとったり、穴がちゃんとふさがるまでワインは寝かせられない。
これ、結構手間じゃないですか?
- コルクを抜く手間は一緒
- ワインを注ぎ入れる/開け閉めの手間
- ニードル清掃
- ワインボトルをすぐ寝かせられない
コルクを普通に開けたりスクリューならひねるだけ。なんならキャップ売ってるので2杯目3杯目と注ぐのが楽です。
なので半分くらい飲めるだろうなぁというときは、Coravin使わなくなりました。だって面倒なんだもんw
習熟しないと写真撮るのに向かない
- 綺麗に注ぐのが難しい(特にボトル開けたては飛び散りやすい)
- ボトルにニードル刺しっぱなしだと不格好
旅ガラスみたくブログを書く人は勿論、プロも使い方習熟しないと見た目が悪くなるんです。Coravinを毎回取り外せば2個目は解決できます。
旅ガラスは特に最初の一杯目が難しく感じました。最初は特に勢い強いので、グラス2個準備したりワンプッシュ目を捨ててたんですが、最終的には面倒臭くなってで気にせず写真撮るようになりましたw
プロは解決できるのかな?昔行ったワインバーではグラスに少し飛んでて気にしてないお店もあるみたいです。
[重要]味の劣化はあります
↑できる限り飲みきるんですが、酷すぎると捨てちゃうこともあります。
「数週間、数カ月、数年にわたってスティルワインを保存できます」が売り文句のCoravin
これね、「保存できることもある」が正しいかなと。
2週間後に飲んで大丈夫だった経験は割とあるんですが、一カ月経つとどのワインも多少変化出る気がします。ちゃんと比べたことないですし、それ以上の長い期間保存してないので自信はありませんがw(今度試してみます)
多分少量の酸素が混入したり、コルク等に付着している細菌なんかの影響がでるのかなぁと。もちろんCoravin側でもデータ取ってるんでしょうが、ニードルを刺しっぱなしのラボデータなんだろうなぁと。知らんけど
また、それとは別件で数日で劇的にワインの味が変わったことが2回あります。
1本目ボルドー、最初友人と開けたときは感動だったんですが、翌日だいぶヘタれたワインに。複雑さが消えて典型的な開けて3日目くらいのワイン、酸化ですね。
飲む気になれず、約一週間後に友人にも飲んでもらったんですが驚愕してましたw
2本目は日本のシャルドネの樽、これは3日くらいインターバルが空いたんですが、果実味とクリーム感が落ちててヘタレた味になってました。これも酸化したときの印象。翌日もう一本持ってたので飲み比べしたら全然違いましたね。
旅ガラスの使い方が悪いのも疑ったんですが、似た経験をされたレビューは何個か見つかります。
Coravinはどんな用途で使ってるの?
大きく分けて3通り
- 一杯だけ飲みたいとき(2本目だったりとか、美味しい料理作ったとき)
- ブラインドテイスティング(コルク/ラベル見ずにね)
- 5000円以上のワインを飲むとき(やっとけば1週間は高確率で酸化防げるので)
デメリット書いてきたので、Coravin持ってるメリットをどんどん書いていきます。
【やっぱりワインを小分けに飲めるのって素晴らしい】
Coravin無かったら2日目のワインで味が100%変わります。特に高いワインは2日目の落差が激しい(おいしくなることもあるけど)、香りを開かせるにしてもグラスに注いで30分くらい待てばよいかなぁと思います。
【ブラインドテイスティングの練習にはもってこい】
初日のテイスティングコメントと見比べたりできますし、一人で同時に何本も開けられるのはやっぱり良い。
【事前に試飲できる/シェアに便利】
持ち寄りワイン会でせっかくなら美味しいもの持っていきたい、って人はフライングしてワインの状態等確認できます。また、シェアするときに少しずつ注げるので便利です。
まとめ
- グラス一杯70-100円、高いワインに使うのがベター
- ワインが劣化することもあり、1-2週間で飲みきるのがオススメ
- 面倒を掛けても良い、とっておきのワインに使うべし
- テイスティング試験対策には有用です
買う前に妄想してたほど万能感はありません。
でも用途によっては十分使えるアイテムだと思います。
大人の宅飲みワイン&おつまみレシピ研究所
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